無垢フローリング オークと栗(チェスナット)の違い
無垢フローリングの樹種選びは、樹種の種類が豊富で、なかなか決められないと感じる方も多いかのではないでしょうか?
例えば「オーク」と「栗(チェスナット)」のように色味も近く、特徴が似た樹種は、どちらにしようか迷いますよね・・・
そこで、今回はこの「オーク」と「栗(チェスナット)」の違いについて解説していきたいと思います。
どちらにしようか迷われている方、ぜひ参考にしてみて下さい。
また、サンプル請求して実際の硬さや触り心地も確かめてみてください。
無垢フローリング オークとは
まずは、違いを知る前に簡単にそれぞれの樹種についてご紹介したいと思います。
無垢フローリング オークは、そのナチュラルな色味や印象から、様々なテイストに合わせやすいため、フローリングとしては定番です。
また、堅く頑丈な樹種なので、傷がつきくい無垢フローリングをお探しの方にもオススメです!
※無垢フローリング オークは他にも「Vivid オーク(UV)」「Vivid オーク(オイル)」「Vivid Wide オーク(オイル)」「Vivid オーク・ヘリンボーン(オイル)」もございます。詳しくは、商品ページをご覧ください。
さらに詳しい無垢フローリング オークについてはこちらのブログも読んでみてください。
無垢フローリング 栗(チェスナット)とは
無垢フローリング チェスナットの特徴は、様々なメリットがあり注目度の高い樹種です。
・堅く耐久性があり傷がつきにくい
・「タンニン」という苦味成分を含んでおり、害虫や腐朽から保護してくれる
・耐水性も高い
・黄褐色で暖かい色味
・流れるような木目
さらに詳しい栗(チェスナット)についてはこちらのブログも読んでみてください。
無垢フローリング オークと栗(チェスナット)の違い
それでは、無垢フローリング オークと栗(チェスナット)の違いについてご紹介していきたいと思います。
①色ムラと節
色ムラ オーク(左)・・・ピースごと白太と赤身が入り混じるので、色ムラの幅も広い
栗(チェスナット)(右)・・・ピースごとでの色ムラは少なく、全体的にカラーに統一感がある
節 オーク(左)・・・節も小さなものから大きなものまであり、ナチュラルな印象
栗(チェスナット)(右)・・・節もないのでよりシンプルでスッキリした印象
②木目
オークには、特徴的な「虎斑(とらふ)」という放射線状に広がる美しい木目が入り、栗(チェスナット)に比べると、木目の間隔が狭い印象です。
一方で栗(チェスナット)は、木目の間隔が広く、存在感のある、流れるような木目が印象的です。
木目の間隔が広い樹種といえば、スギやマツが挙げられます。チェスナットは、スギやマツに少し似た雰囲気なので、和のテイストとも合わせやすく、畳などがあるお部屋には、オススメです。
③色
どちらも色味は似ていますが、施工例で比べてみると、オークの方が少し茶色っぽく、栗(チェスナット)の方は黄土色に近い印象です。全体的に栗(チェスナット)の方が少し明るいイメージになります。
ナチュラルがお好きな方には、オーク。シンプルがお好きな方には栗(チェスナット)がオススメです。
(上) Vivid Wide オーク(オイル)
(下) Vivid Wide 栗(チェスナット)(UV)
また、経年変化によって少しずつ色味は近くなってきます。どちらも黄色味が増し、より風合いや暖かみが増します。
④傷つきやすさ
オークと栗(チェスナット)は、どちらも広葉樹であり、その中でも高い耐久性を持ちます。
樹種の硬さを比べる際には、「気乾比重(キカンヒジュウ)」という指標が用いられ、これは木材を乾燥させた時の重さと同じ体積の水の重さを比べた値で、木材の硬さや強度を表す基準とされています。比較してみると、針葉樹のヒノキやスギよりは、栗(チェスナット)・オークはどちらも硬さがあることが分かります。
栗(チェスナット)よりオークの方がさらに硬さもあるので、傷もつきにくいです。
ぜひ、実際にサンプル請求して傷をつけてみるなど試してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
無垢フローリング オークと栗(チェスナット)近い樹種でも、比較してみるとそれぞれ個性があります。色味は似ていても、木目や色ムラによって印象は意外と違います。
それぞれの特徴をふまえた上で、作りたいお部屋のイメージに合わせて選んでみてください。
また、実際にサンプル請求して硬さや触り心地確かめてみてください。
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