無垢フローリングは、水拭きしても大丈夫?
みなさま、こんにちは!
今回のブログは、坂東が担当いたします。
さらっとした無垢フローリングの上でごろんと寝そべると気持ちが良いですよね。
ところが、視点が床と同じ高さになると、普段は気付かない汚れも気になってきます。
何となくテカテカ、ベタベタしているような…。
今回のブログは「“ 無垢フローリングに水気は厳禁 ”とは聞くけれども、しっかりと汚れを落とすためには水拭きしたい!」という方にお伝えしたいことが (((ぎゅっ)))と詰まった内容となります。無垢フローリングへのダメージを抑えた水拭きの方法もご紹介しておりますのでぜひご参考ください。
↓↓↓youtube動画も是非ご覧ください。
1.無垢フローリングの汚れは様々
生活していると様々な原因で無垢フローリングが汚れていきます。
リビングやダイニングであれば食べこぼし、キッチンであれば油はねや水はね、お子様がいるご家庭ではマジックペンの落書き、裸足で過ごしていると足裏の皮脂。
生活を送っていると汚れはついてしまうものです。
施工当初のきれいさを保つためにも日頃のお掃除はとても大切です。
無垢フローリングと聞くとお手入れが難しそうという印象もありますが日常のお掃除はとても簡単です!
- ① ほうきやモップ、掃除機を使用してホコリを取り除く
- ② 乾拭きで汚れを吸着させる
これでお掃除は完了です!
それでも落ちない汚れに出会ってしまったときは水拭きに挑戦してみましょう。
2.いざ水拭き!その前に塗装を確認しよう
水拭きを行う前に、何の塗装が施された無垢フローリングか確認してください。
塗装によっては水拭きを控えたほうが良い可能性があります。
e-KENZAIの無垢フローリングにはUVウレタン塗装・オスモオイル塗装・無塗装の3種類の塗装があります。
〇 UVクリア塗装
無垢フローリングの表面をウレタン塗装でコーティング。
塗膜でしっかりと保護されているので水拭き可能。
ワックス等の定期的なメンテナンスは不要です。
〇 オスモオイル塗装
無垢フローリングの内部まで植物性のオイルを浸透さることで木材を保護。
撥水効果があるにも関わらず、木材の呼吸は妨げません。
定期的なメンテナンスを継続している場合は耐水性もあるので水拭き可能。
〇 無塗装
何も塗装が施されていないため木材そのものの状態。
塗装による保護がないため水分を吸収しやすく、水拭きは向いていません。
表面のざらつきや毛羽立ちの原因となります。
UVクリア塗装と、オスモオイル塗装の違いについては、こちらの動画でも解説しておりますので、是非ご視聴ください。
↓↓↓
3.無垢フローリングを水拭きしてみよう!
無垢フローリングの塗装が確認できたらさっそく水拭きしていきましょう。
準備するものはこちら。
水拭きの手順も簡単です!
- 1. 家具を移動させる
- 2. ほうきやモップ、掃除機でほこりを取り除く
- 3. バケツに水を用意、しっかりと水を絞った雑巾を準備する
- 4. 木目に沿ってやさしく拭き上げる
- 5. 乾拭きして余分な水分を拭き取る
- 6. 室内全体に風を通して無垢フローリングをしっかり乾燥
- 7. 家具を元の位置に戻す
家具の移動。面倒ですよね。。。あらかじめ移動させて短時間で水拭きしていきましょう。
《拭き方について》
無垢フローリングを雑巾で拭くときはごしごしとこするのではなく、木目に沿って右から左へとに常に同じ方向で拭き上げると汚れが広がらずきれいに!
手のひらを使ってやさしく拭き上げましょう。
《やっぱり水分には注意が必要!》
また、水拭きをする際はしっかりと固く絞った雑巾をご使用ください。水気の多い雑巾や水を撒いてのモップの使用は厳禁です。
目地と呼ばれる無垢フローリングと無垢フローリングの隙間(写真の黒線部分)に水分が入り込むと反りや割れの原因となります。
そのうえ、カビが繁殖する可能性もありますので「しっかりと雑巾の水気を切ること」が重要なポイントとなります。
4.頑固な汚れには水+洗剤
汚れにあわせて洗剤を使用することでより効果的に無垢フローリングをきれいな状態に仕上げることができます。
塗装別にご紹介します!
〇 UVクリア塗装
頑固な油汚れにはキッチンにある中性洗剤を使いましょう!
長期間放置した油汚れはシミの原因になります。油がはねてしまったときはそのままにせず、すぐに拭き取ってください。
- STEP1:小さじ1杯程度の中性洗剤を1Lのぬるま湯に溶かす
- STEP2:作った液に雑巾を浸し、しっかりと水気を切る
- STEP3:油汚れをピンポイントで拭いていく
- STEP4:水で洗った雑巾で無垢フローリングについた洗剤を拭き取る
- STEP5:乾いた雑巾で乾拭きする
洗剤成分が残ったままになると、水と同じく無垢フローリングが傷む原因となります。洗剤を拭き取り、乾拭きすることが大切です。
〇 オスモオイル塗装
オスモ塗装にはウォッシュ&ケアーを使用しましょう。皮脂や飲みこぼしといった液体の汚れがきれいに落ち、さっぱりとした仕上がりになります。植物由来なのでお肌にも環境にも優しい洗剤です。二度拭き不要なのもうれしいポイント!
- STEP1:キャップ1杯(約10cc)のウォッシュアンドケア―を1Lの水に溶かす
- STEP2:作った液に雑巾やモップを浸し、しっかりと水気を切る
- STEP3:無垢フローリングの表面を拭いていく
ウォッシュ&ケアーはこちら↓
オスモ塗装の場合は定期的なメンテナンスが必要です。家具を動かして床を水拭きしたついでにメンテナンスを行うのも◎
オスモオイル塗装のメンテナンスについてはこちらのブログもご参照ください↓
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は無垢フローリングの水拭き方法をご紹介しました。無垢フローリングを水拭きすると想像以上に雑巾が黒くなるのでびっくりするかもしれませんが、きれいに拭き上げるとお部屋が明るい印象になります。水気に注意して無垢フローリングをきれいにしていきましょう!
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