初心者でもわかる!無垢フローリングのメンテナンス方法まとめ

無垢フローリングというとどんなイメージをお持ちですか?
お客様の中には、「無垢フローリング興味はあるけど、お手入れが大変そう・・・」なんて心配される方が多くいらっしゃいます。
実はメンテナンスは意外と簡単です!
また、メンテナスをしていくうちに愛着が湧くなんて事も…
この記事では、無垢フローリングをお使いの方、これから新築・リフォームで採用を検討されている方に向けて、仕上げ別のお手入れ方法・日常の掃除・やってはいけないポイントまで、わかりやすくまとめました。
無垢フローリングの特徴と魅力
無垢フローリングは、一本の木から切り出した“本物の木の床材”です。
・足ざわりがあたたかい
・見た目に高級感がある
・経年変化が楽しめる(色味が深く美しく育つ)
・調湿性がある(湿度が高いと水分を吸い、乾燥すると放湿する)
このように、住まいに自然のぬくもりを与えてくれることから、新築住宅を検討中の30代の方を中心に、非常に人気があります。

なぜメンテナンスが必要なのか
無垢材は“自然素材”であるため、自宅の環境によって大きく変化したり、外部からの影響を受けやすいです。
・水分を吸うと膨らむ
・乾燥すると縮む
・汚れが染み込みやすい
・傷が付きやすい
こうした性質を理解して、適切なお手入れをすることで、10年後、20年後の美しさに大きな差が生まれます。

仕上げ別のお手入れ方法
無垢フローリングの仕上げは「UV塗装」・「オイル仕上げ」のどちらかが一般的です。仕上げの違いによってメンテナンスが必要か必要でないかも異なります。
① UVクリア仕上げ
もっとも一般的な仕上げで、透明の塗膜が表面を守ってくれるためメンテナンスがしやすいです。定期的なワックスがけは不要です。
【日常のお手入れ】
掃除機またはドライタイプのシートでホコリを取りましょう。※薬品が付いている化学モップは染みになるので使わない!!!油染みができるので注意してください。
よく歩く場所やダイニングなどの汚れやすい箇所は、固く絞った雑巾で軽く水拭きしましょう。※水滴が残る場合は乾拭きでしあげてね。
【汚れが落ちない時】
水拭きでは落ちない汚れは、中性洗剤を約10倍に水で薄めて拭いてみましょう。油や皮脂汚れは大体これでキレイになります。洗剤成分が残ってしまうので仕上げ拭きもしましょう。
【補修】
浅い傷はホームセンターなどで売っている補修用のクレヨンを使うのが一番簡単で手軽です。深い傷は、自分で直すのが困難な場合が多いので専門業者さんに相談してみましょう。サミット工業さんがショールームで床を研磨してくれた様子はこちらです。↓
② オイル仕上げ
木にオイルを浸透させることで、木の質感を最も楽しめる人気の仕上げです。
より自然な状態の「無垢」を感じていただけますが、UVクリアのように塗膜が頑丈ではないのでメンテナンスが必要です。
【日常のお手入れ】
UV塗装と同じく、掃除機またはドライタイプのシートでホコリを取りましょう。※薬品が付いている化学モップは染みになるので使わない!!!油染みができるので注意してください。
水拭きしても大丈夫ですが、やりすぎるとオイル成分が拭き取られて効果が薄れていってしまうのでほどほどに行ってください。
【定期メンテナンス】
オイル仕上げ1年~半年に1度程度はワックスがけを行っていただくことを推奨しております。ただ全面ワックスをかけるとなるとなかなか大変ですので、まずは使用頻度の高いリビングダイニングやキッチン、玄関なんかから始めてみても良いですね。
STEP1 無垢フローリングの表面を綺麗にしよう
まず、ワックスがけをする前に綺麗にしましょう。ワックスがけをしてから時間が経ったオイル仕上げのフローリングは、撥水効果がなく水が染みこんでしまいやすいので水拭きは控えた方が良いでしょう。掃除機や乾拭きで綺麗にしましょう。
STEP2 ワックスを塗ろう!
e-KENZAIのオイル仕上げの無垢フローリングを使用されている方にオススメしているのが
オスモ ワックスアンドクリーナーです。こちらを使うとワックスがけと汚れ落としが一度に出来ます。その為、無垢フローリングを手軽に綺麗に出来ちゃいます!こちらは、e-KENZAIで扱っているオイル仕上げの無垢フローリングと同じくオスモ社の商品です。自然のワックスをベースに作られているので安心です!
使い方は、まず缶をよく振りましょう。1㎡の面積に小さじ2杯程度のワックスをぽたぽたと垂らし、乾いたモップで薄く広げていきましょう。また、専用のオスモモップというものもあるのでそちらも便利です。塗り込んでいくと汚れも落とせます。
STEP3 乾燥
ワックスが濡れたら、乾燥させましょう。30~40分くらい乾かします。乾くと撥水効果もあるツルツルの無垢フローリングが復活です!
【ワックスがけが面倒・・・と思っている方】
オイル仕上げ = メンテ必須
とは分かっていたけど時間もないし手軽に済ませたいと思っている方は結構いるはずです。
そんな方には・・・
がおすすめ。
ワックス成分も入っていて汚れも落としてくれる優れもの。
日常のちょっとした黒ずみ程度なら、こちらでキレイになったので試してみてください。↓
【やられた・・・床に子供が落書きしてしまったら】
子育て世代が多いe-KENZAユーザーのために、床の落書きを落とす方法と検証をタイプ別でが解説しています。油性マジック、クレヨン、ボールペンetc…ぜひご参考に。
自分でもできる!簡単な傷の補修方法と目立ちにくくする方法
仕上げの方法によって傷の補修方法も異なります。「UVクリア」の場合は、市販のパテなどで補修することが可能です。
詳しくは、こちらのブログをチェックしてみて下さい。
「オスモオイル」の場合は、アイロンなどを使用する方法があります。
こちらのブログから、詳しい方法をみて頂けます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
意外と簡単に無垢フローリングのメンテナンスは出来ます!
無垢フローリングは汚れや傷も味として楽しんで頂けますが、少しのメンテナンスで更に長く綺麗に使って頂けます。
まずは、サンプル請求して傷の補修や汚れの落とし方など試してみて下さい!
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