無垢フローリング 樹種別 硬さを徹底比較!

目次
無垢フローリングは樹種が変われば硬さも変わる
広葉樹=硬い、針葉樹=柔らかい
木材は大きく「広葉樹」と「針葉樹」に分類され、それぞれに違いがあります。この違いを知っておくだけでも、ある程度の硬さを見分けることができます。
塗装の種類によっても足触りは変わりますが、一般的に針葉樹は柔らかく暖かい触り心地です。
一方で、広葉樹はしっかりとした安定感があり、耐久性が高いです。
また、硬さだけではなく艶のある質感など樹種によっても触り心地が異なります。
ショールームにいらっしゃるお客様も、実際に無垢フローリングを踏んでみるとそれぞれの質感に好みが分かれることが多いです。
樹種による硬さの基準 「気乾比重(キカンヒジュウ)」って何?
気乾比重とは、木材を乾燥させた際の重さと同じ体積の水の重さを比較した値で、木材の硬さや強度を示す基準となります。この数値が大きいほど、木材は硬くて強度が高いとされています。
数値が低い↓ = 柔らかい
【体感レポ】数値と実際の触り心地は本当に同じなのか?
無垢フローリングにおける硬さは、数値だけでは分からない部分も多いです。実際の体感が重要ですよね!そこで、e-KENZAIの無垢フローリングの使用感について、体感レポをお届けします。
※同じ樹種でも産地によって気乾比重には幅があるため、以下の数値はあくまで目安としてご覧ください。
【広葉樹まとめ】数値と体感の違い
【スタッフ:コメント】 ※私が実際に触り比べてみた感想です。
- ・アカシア
軽めな硬さと滑らかな木肌があるのが特徴。広葉樹の中では、一番柔らかい印象。 - ・バーチ(西南サクラ・ラスティックバーチ)
硬すぎず、柔らかすぎず、絶妙なバランスが特徴。 - ・オーク(ナラ)
無垢フローリングの定番オークは、しっかりとした硬さがあり、ずっしりとしている。
長く愛用できるフローリングをお求めの方におすすめ! - ・栗
気乾比重の数値よりも硬い印象があり、適度な硬さと木の風合いが感じられる自然な触り心地が特徴。 - ・ブラックウォールナット
十分な硬さがあり、しなやかな肌触り。 - ・タモ
オーク(ナラ)の次に硬さのある印象で、安定感がある。
広葉樹は樹種がちがっても基本的に「硬い」
広葉樹の中でも、種類によって硬さはさまざまです。例えばアカシアとオーク(ナラ)を比べてみると硬さには差があります。ただ、全体的に目が詰まっていて、「硬い」印象です。
【針葉樹まとめ】数値と体感の違い
針葉樹は、数値と体感は同じ結果でした。広葉樹と比較すると気乾比重の数値がかなり低いのが分かりますね!
【スタッフ コメント】 ※私が実際に触り比べてみた感想です。
- ・すぎ
かなり柔らかく、暖かみのある触り心地
・ひのき
すぎよりは硬さがあるが広葉樹と比べると軽やかな印象。
広葉樹と比較すると「柔らかい」針葉樹
無垢フローリングは、「硬い=目が詰まっている」「柔らかい=目が詰まっていない」ということなので、柔らかい針葉樹は広葉樹に比べて軽いです。そのため、広葉樹と針葉樹の違いは、実際に触れてみると数値以上に実感できます。
樹種別 気乾比重 早見表
全体的に表で見ていくと、同じ無垢フローリングでもさまざまな選択肢があることがわかりますね。
「耐久性が高く傷つきにくいものがいい」「柔らかくて踏み心地が良いものがいい」「どちらも譲れない・・・バランス良いものがいい」など自分にとって最も重要なポイントを優先順位として決めると、理想のフローリングを見つけるのがより簡単になります。
また硬さの感じ方には個人差があるので、自分に合ったフローリングを見つけるためには実際に手で触れてみることが大切です!サンプル請求して確かめてみてください。
また、硬さを確認したいときは傷をつけてみるのも分かりやすい方法です!
最後に
無垢フローリングの「硬さ」についてイメージはついたでしょうか?
ぜひ、無垢フローリングを選ぶ際は硬さにもこだわってみてください。
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