問い合わせ
ページ上へ

引っ越し後すぐに知っておきたい無垢フローリングのお手入れポイント

2026-03-22

みなさま、こんにちは。

春は引っ越しや新築のご入居が増える季節ですね。

段ボールの山、慣れない動線、家具の配置替え。
新しい暮らしが始まるワクワクと同時に、バタバタした日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、ふと足元を見ると――

「この床、どうやってお手入れすればいいんだろう?」

無垢フローリングは自然素材。
なんとなく“デリケートそう”というイメージを持たれる方も少なくありません。

でも、安心してください。

無垢フローリングは、
正しく知っていれば、決して扱いが難しい素材ではありません。

今回は、引っ越し後すぐに知っておきたい
無垢フローリングとの付き合い方をお伝えします。

 

まず最初にやってほしいこと

① 乾拭きからスタート

入居直後は、施工時の細かな木粉やほこりが残っていることがあります。

まずは掃除機で軽く吸い取り、
そのあとに乾いた雑巾やフロアワイパーでやさしく乾拭きしてください。

水拭きは、いきなり必要ありません。

「え?水拭きしなくていいの?」と思われるかもしれませんが、
無垢フローリングは水分を吸収します。

まずは乾拭きで十分です。

SNSなどで、入居後すぐに床を拭くと雑巾が真っ黒になった、
などとゆう投稿をよく見かけますが、
必ずしもそのような環境とは限りません。
自宅の床の状況を冷静に判断しましょう。

② 無垢フローリングの正しい掃除頻度は?

よくいただくご質問が、
「毎日掃除しないとダメですか?」というものです。

基本的には、

・掃除機:週に数回
・乾拭き:気になったとき
・水拭き:汚れが気になるときだけ

で十分です。

毎日ピカピカに磨き上げる必要はありません。

むしろ、過度な水拭きや洗剤の使用の方が、
無垢フローリングにとっては負担になることがあります。

“がんばりすぎない”ことも、
無垢との上手な付き合い方のひとつです。

③ 室内の湿度をチェック

意外と見落とされがちなのが、湿度です。

新居ではエアコンをフル稼働することも多いですよね。
その結果、室内湿度が30%以下になることもあります。

理想は40〜60%。

湿度計がひとつあるだけで、
無垢フローリングとの付き合い方がぐっと楽になります。

最近のエアコンには湿度を表示できるものもあるので活用してみましょう。

④ 引っ越し直後は“乾燥しやすい環境”になりがち

実は、入居直後の住まいは想像以上に乾燥しやすい環境です。

まだ家具やカーテンが少ない状態では、室内の空気が循環しやすく、
暖房の風も床に直接当たりやすくなります。

さらに、
・24時間換気システムが常に作動している
・エアコンを長時間使用する
・加湿器をまだ設置していない

といった条件が重なると、
室内湿度が25〜30%まで下がることも珍しくありません。

無垢フローリングにとって、急激な乾燥は負担になります。

引っ越し直後こそ、
「床を守る」というよりも、
“室内環境を整える”という意識を持っていただけると安心です。

⑤ 家具の脚にフェルトを

引っ越し直後に一番多いのが「家具の引きずり傷」です。

特に冷蔵庫、ソファ、ダイニングテーブル。

重い家具を少し動かすだけでも、
思った以上に床に負担がかかります。

脚裏にフェルトを貼るだけで、
ほとんどの傷は防ぐことができます。

これはぜひ最初にやっておいてください。

わが家のソファーの足にもフェルトを貼っています。
引きずることは無いと思っていても、実際には子供が押したり
細かいゴミが入って傷になることもあるので
対策は必須ですね。

⑥ 大型家電の設置時にもひと工夫

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、
設置時にわずかに動かすだけでも床に大きな負荷がかかります。

搬入時は業者さんが丁寧に扱ってくれますが、
その後の微調整で引きずってしまうケースが意外と多いです。

可能であれば、
・設置前に養生マットを敷く
・持ち上げて移動する
・滑りやすい保護シートを活用する

といった対策がおすすめです。

最初のひと工夫が、
数年後の床の状態に大きく影響します。

やらないでほしいこと

① 強い洗剤の使用

無垢フローリングに、
市販の強力洗剤は必要ありません。

表面仕上げを傷めたり、
木の風合いを変えてしまうことがあります。

基本は
「水」または「乾拭き」で十分です。

どうしても汚れが気になる…とゆう箇所は、
食器洗い用の透明の洗剤を水でうすーーーーく溶かして
雑巾で拭きあげてみてください。
(オイル仕上げは専用クリーナーで)

② アルコール除菌の多用

最近はアルコール除菌が当たり前になっていますが、
無垢材に直接噴霧するのはおすすめできません。

乾燥を急激に進めてしまうことがあります。
新品の床はコーティングがしっかりとある状態なので一度アルコールで拭いたくらいでは何ともありませんが、
繰り返し行うことで部分的に毛羽だったり、艶感が他と変わったりするので気をつけてください。

どうしても使う場合は、
布に含ませてから拭き取るようにしてください。

③ 市販ワックスの重ね塗り

これは絶対NGです。

そもそも一般住宅のフローリングには必ず元々コーティングがされています。
UV仕上げ、オイル仕上げなど、
美しく保てるように仕上がっています。

コーディングにコーティングを重ねても
元の床材部分には浸透しません。

ご自身でワックスがけをする場合は、
それぞれの仕上げによって〇年に〇回などと決まっているので確認してみましょう。

引っ越しの忙しい時に、ワックスかけなくちゃ!と思わなくて大丈夫です。
無垢フローリングのポテンシャルを信じましょう。

e-KENZAIオイル仕上げ専用のワックスはこちら↓
https://www.e-kenzai.jp/items/detail.php?id=95

オイル仕上げとウレタン仕上げの違い

無垢フローリングには、
大きく分けて2種類の仕上げがあります。

オイル仕上げ

木の質感を活かした自然な風合い。
呼吸を妨げにくい仕上げです。

定期的なメンテナンスは必要ですが、
部分補修がしやすいのが特徴です。

無垢フローリング(オイル塗装)のメンテナンス方法

ウレタン仕上げ

表面に塗膜を作るタイプ。
水や汚れに強く、日常のお手入れは比較的ラクです。

ご自宅の床がどちらかによって、
お手入れの考え方も少し変わります。

お手入れが楽な無垢フローリングとは

無垢フローリングは“完成品”ではありません

無垢フローリングは、
施工された瞬間が完成ではありません。

そこから、
光に当たり、空気に触れ、
家族の暮らしを重ねながら少しずつ変化していきます。

色味が深まったり、
小さな傷が味わいになったり。

それは劣化ではなく、
“経年変化”という魅力です。

入居直後は特に、
「きれいな状態を保たなければ」と気負ってしまいがちですが、
完璧であり続ける必要はありません。

無垢は、
暮らしとともに育つ素材です。

引っ越し直後に知っておいてほしいこと

無垢フローリングは、
「神経質に扱わなければいけない床」ではありません。

多少の傷やへこみは、
暮らしの跡でもあります。

小さな変化に一喜一憂しすぎると、
せっかくの新生活が落ち着きませんよね。

むしろ、

少しずつ自分の家の表情になっていく。

それが無垢フローリングの魅力です。

よくあるご質問

Q. 毎日水拭きした方がいいですか?

いいえ、毎日の水拭きは必要ありません。
乾拭きや掃除機で十分です。

Q. ロボット掃除機は使えますか?

使用可能です。
ただし、タイヤに砂などが付着していないか定期的に確認してください。
水拭き機能は、残った水滴が染みになる可能性があるので、やめておきましょう。

Q. 傷がついたらどうすればいいですか?

浅い傷であれば目立ちにくくなっていきます。
シャッと薄っすらついてるような傷は、日常の摩擦で角が取れて目立ちにくくなることが多いです。
オイル仕上げの場合は部分補修も可能です。

まとめ

引っ越し直後は、
やることが山ほどあります。

その中で、
無垢フローリングに特別なことをする必要はありません。

乾拭き。
湿度管理。
家具脚のフェルト。

この3つだけ意識していただければ十分です。

無垢フローリングは、
完璧に守るものではなく、
暮らしとともに育っていく素材です。

新しい生活が、
気持ちよくスタートできますように。

もし不安なことがあれば、
いつでもお気軽にご相談ください。

<関連記事>

無垢フローリングのお掃除方法

お手入れが楽な無垢フローリングとは

無垢フローリング(オイル塗装)のメンテナンス方法

<サンプル請求>

サンプル請求

PlaNavi 住まいの好きを見つけるサイト