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空間を格上げ!古材ってこんなに魅力的

2025-05-16

長い時間をかけて使い込まれた木材には、新品にはない味わいや風合いがあります。ちょっとしたキズや色ムラも、いい意味で「こなれた」雰囲気に。そんな古材の質感は、空間に自然な深みを加えてくれます。

最近では住宅でも古材を取り入れるケースが増えてきました。ナチュラルなのにおしゃれ、そしてちょっと個性的。そんな空間づくりにぴったりです。

今回は、そんな古材の魅力と、暮らしにうまく取り入れるコツをご紹介します。自分らしい空間をつくりたい方、必見です。

古材ってなに?その魅力とは

最近、インテリアや家づくりのシーンでは「古材を使った空間」が注目されています。SNSや雑誌でも、ヴィンテージ感漂うおしゃれな部屋や、ナチュラルで落ち着いた雰囲気の住宅・カフェなどに、古材を取り入れた実例をよく見かけますよね。

【千葉 九十九里町 古材の施工事例】NAKAMICHI 

そもそも古材とは、古い家や蔵・倉庫・橋などに使われていた木材を解体時に丁寧に取り外し、再利用したもののことです。数十年、時には100年以上という長い時間を経た木材は自然乾燥が進み、強度が安定しているのが特徴です。

例えば家の柱として使われていた太い梁材を、キッチンカウンターや棚板に加工して使ったり、床や壁材として貼り直したり。そんな風に古材を取り入れることで、空間にちょっとラフで、味わいのある雰囲気がプラスされます。

古材の魅力・自然素材としての価値

一点ものとしての価値

古材が注目されている理由のひとつが、「同じものが二つとない」という唯一無二の存在感です。色ムラや節、割れや日焼けによる風合いなど、どれも長い年月を経て自然に生まれたもの。その木材だけが持つ個性は、新品の建材や“木風”の素材では決して出せない魅力です。

たとえば同じ樹種でも表面のざらつきや木目の出方、色の濃淡は一本一本まったく異なります。一見ラフに見える仕上がりも、空間にほどよい「ゆらぎ」や「抜け感」を与えてくれるから不思議です。

さらに古材は、熟練の職人さんがひとつひとつ丁寧に取り外し、必要に応じて加工・メンテナンスを加えながら再生されます。その手間のかかるプロセスも、素材としての価値をより深めてくれるのがポイントです。

経年変化の美

古材の大きな魅力のひとつが、「経年変化によって育まれた美しさ」です。長年使い込まれて生まれた色合いや質感には、新品の素材にはない深みと温もりがあります。

日焼けによる褪せた色味、角が自然に丸くなったフォルム、塗装のかすれや木目の濃淡などそのすべてが、“味わい”です。あえて作られたデザインではなく、実際の暮らしの中で育まれたからこそ出せる表情です。

この経年変化が、空間づくりに絶妙なバランス感をもたらします。新しい家具や建材と組み合わせることで、こなれ感のある空間に仕上がり、どこかホッと落ち着ける雰囲気に。流行に左右されにくく、飽きがこない!それも古材が長く愛されている理由のひとつです。

雰囲気づくりの主役になれる

古材の魅力は、空間の中で“ただそこにあるだけ”で雰囲気をつくってくれるところです。整ったラインや新品素材にはない、ほんの少しラフ。しかししっかりとした芯のある存在感があります。長い年月を過ごしてきた木材だからこそ、空間にさりげなく物語を添えてくれます。

【東京 古材の施工例】TOKYO FARM VILLAGE @東京都八王子市

たとえば、カフェのカウンターに古材を使えば、それだけでぐっと味わいが増し、目を惹くおしゃれな印象に仕上がりますよね。

また古材は主張しすぎないため、さまざまな素材やテイストとも調和しやすい点も魅力です。ナチュラル、ヴィンテージ、インダストリアルなど、どんなテイストとも自然になじみながら、空間に“抜け感”と“深み”をプラスしてくれます。

古材を手に入れるには?

古材って気になるけど、そもそもどこで手に入るの?
DIYショップでもあまり見かけないし、建材って言われるとハードルが高そう…なんて思っている人も多いかもしれません。

そこで、そんな方にご紹介したいのが「古材日和」さん。

古材を手に入れるなら古材日和

味わい深く、空間に奥行きを与えてくれる古材。そんな“古材のある暮らし”をもっと身近に、もっと楽しくしてくれるのが「古材日和グループ」です。

古材日和グループでは、古材の加工、販売、コンサルティングを承っております。 不燃古材、古材足場板、国産古材、輸入古材、さらに天板等の加工品まで幅広い古材商品を取り扱っており、 ご依頼に応じてサイズ調整や加工にも対応しています。

すべての古材は、現場での使いやすさを考えてクリーニング済みで出荷。すぐに施工に取りかかれるのも嬉しいポイントです。

「アンティーク系のデザインを実現したい」 「オリジナル性が高いデザインを実現したい」「古材を使用した家具を導入したい」
「古材を活用したいが活用方法が難しく、提案して欲しい」そんな想いにも、丁寧に寄り添ってくれる頼れる存在です。

古材日和 SDGsへの取り組み

古材日和グループでは“木を無駄にしない”という価値観を大切にしてきました。「木材資源の再利用」「廃棄物の削減」古材を使うこと自体がSDGsに直結するサステナブルな選択です。

最近では、コロナや円安の影響で輸入古材の流通が不安定に。そこで改めて注目されているのが、日本国内の古民家などから採れる国産古材です。輸送によるCO₂排出が少なく、乾燥が進み強度が高くなにより“日本の木の美しさ”が詰まっています。

しかし国産古材には課題も。寸法がバラバラだったり、和風のイメージが強すぎたり・・・古材日和ではそんな課題にも正面から向き合い、自社工場での加工により使いやすくリデザイン。実際の和風以外の施工事例も積極的に紹介し、設計士・デザイナーへ提案することで活用頻度をアップさせています。

また国内に多く残る、放置された空き家の古材を積極的に買い取ることで解体費を少しでも軽減し、空き家問題の解決をはかることも将来的な目標としています。

『古材日和』×『e-KENZAI』コラボイベント

そこで私たちe-KENZAIでは、古材と同じく時を重ねるごとに味わいが深まる「無垢フローリング」を取り扱っています。
経年変化を楽しむという点で、古材と無垢材はとてもよく似た“自然素材の仲間”です。

そんな共通の想いをきっかけに、「古材日和」さんとのコラボ企画が実現しました。
古材の展示&DIY体験イベントを開催いたします!

今回のイベントは、古材に親しんでいただける二つのコンテンツをご用意いたしました!!

コンテンツ その1「木のある暮らし展」

自然素材を取り入れた住まいづくりが注目される中、古材や無垢フローリングの人気が高まっています。一方で「手入れが大変そう」「実際にどんな質感なのか想像がつかない」といった不安から、導入をためらう声も少なくありません。

イベントでは、本物の木に触れて感じる“温かさ”や“風合い”を体感できる展示を通して、古材や無垢材の魅力を伝えます。

また、建築・インテリア業界に向けた新たな素材提案のヒントも発信します。

コンテンツ その2「夏のアトリエ 木でつくるウォールパネル制作」

夏休み期間中、家族で楽しめるDIYワークショップを開催!味わい深い古材を使って、世界にひとつだけのウォールパネルを手作り!木の手ざわりや香りを通して、「本物の木の良さ」を体感できるこの企画。自然素材にふれることで、無垢材や古材のあたたかみや表情に気づいてもらうきっかけになります。

今回主にウォールパネルとして使用するのは、ユーズドプレーン(古材足場板)。かつて建築現場で使われ、職人たちの安全を守る重要な役割を担っていた素材です。足場板には、作業の過程でついたペンキや錆、釘跡など、個性豊かです。また杉材でできているため、柔らかく扱いやすくウォールパネルにぴったりの素材です。

さらに足場板を再利用することは、サステナブルな素材としても関心が高まっています。持続可能な資源の活用は現代のトレンドに合致する魅力的な選択肢となっています。

ご自宅でも、壁のアクセントや小さなインテリアとして使えるので、“木のある暮らし”を取り入れる第一歩にぴったり。

ぜひ、見て・触れて・つくって、古材の魅力をもっと身近に感じてみてください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

※イベントの詳細は、後日ホームページにてお知らせいたします。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した古材の魅力、そして「古材日和」さんの取り組みに少しでも興味を持っていただけたなら嬉しく思います。

時間を重ねることでしか生まれない、深みや風合い。そんな古材だからこそ叶う空間づくりには、他にはない温もりと味わいがあります。そして、その価値を見極め、使いやすいかたちへとリデザインして届けてくれるのが「古材日和グループ」です。

「ちょっと気になる」「実際の施工例を見てみたい」そんな方は、ぜひホームページも覗いてみてください。
商品ラインナップや活用アイデアなど、インスピレーションにつながる情報をたくさんご用意しています。

古材と無垢材を一度に見られるまたとない機会です!ぜひ、イベントにもお気軽にご参加ください!

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