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カーペットを敷くと無垢フローリングがダメになる?

2025-02-14

無垢フローリングにカーペットやラグは、使えないと不安に思われる方も多いですよね。そこで、今回は無垢フローリングにカーペットやラグが使えるかその疑問について解消していきたいと思います!

 

無垢フローリングにカーペットやラグは敷ける?

カーペット 施工例1

結論から言うと、「無垢フローリングにはカーペットやラグを敷くことができます!」ただし、無垢フローリングは生きた自然素材なので上手に付き合うためには少しの配慮が必要です。適切に扱えば、長く綺麗に使うことができます。無垢フローリングの特徴を理解してからカーペットやラグを敷くことが重要です!

カーペットやラグを敷く際に知っておきたい!無垢フローリングの特徴

①調湿効果

無垢フローリングは天然の木でできているため、湿気を調整する力があります。湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥すると水分を放出することで、室内の湿度を一定に保つ働きをしてくれます。そのため、冬は乾燥を和らげ、夏は湿気を吸ってくれるので、自然の力で快適な空間を作ることができます。

この調湿作用により、無垢フローリングは伸縮を繰り返します。

  • 夏(湿度が高い) → 水分を吸収して膨張
  • 冬(湿度が低い) → 乾燥して収縮

無垢フローリングの隙間

フローリングが伸縮すると、隙間の大きさが変化します。そのため、カーペットやラグを敷く際には、湿度の影響を考慮することが大切です。適切な湿度管理をすることで、無垢フローリングの収縮による隙間を最小限に抑えることができます。

無垢フローリングの隙間について youtube動画で見る⇩

②経年変化

無垢フローリングは、日焼けによって徐々に色が変わり、使い込むほどに味わい深い風合いへと変化していきます。この経年変化は、樹種や日当たりの良さによって異なり、それぞれ独自の美しさが楽しめます。

しかし同じ場所に長期間カーペットやラグを敷いていると、日焼けの影響を受ける部分と受けない部分で色の差が生じることがあります。敷く場所や期間を工夫することで、フローリング全体が均一に馴染み、美しい経年変化を楽しむことができます。

経年変化について、詳しくはこちら⇩

フローリングの日焼け(経年変化)について

無垢フローリングにホットカーペットはNG!

カーペットやラグは無垢フローリングに敷けますが、ホットカーペットは避けましょう。熱による乾燥で、無垢フローリングが割れたり反ったりする原因になります。床暖房も同様に注意が必要です。

無垢フローリングは、もともと自然な暖かさを持つのが魅力!ホットカーペットなしでも、心地よい温もりを楽しめます。

無垢フローリングにカーペット・ラグを敷くメリット

無垢フローリングにカーペットやラグを敷くと意外なメリットが?!ご紹介いたします。

より暖かく、快適に!

無垢フローリングは自然な温もりが魅力ですが、冬はひんやりと感じることも。そんなとき、カーペットやラグをプラスすれば、足元の冷たさを軽減し、より心地よい空間に。

音をやわらげ、静かな空間に

フローリングの音の反響が気になるという場合にはカーペットやラグを敷くことで音を吸収し、静かで落ち着いた空間を作れます。特にマンションやアパートでは、階下への防音対策にも◎。

インテリアのアクセントに!

カーペットやラグは、空間の印象を大きく変えるアイテム。色や素材を選ぶことで、簡単にお部屋の雰囲気をアップデートできます。季節ごとに模様替えするのもおすすめです!

無垢フローリングとカーペット・ラグを上手に組み合わせて、快適でおしゃれな空間を楽しみましょう!

無垢フローリングに敷く際の注意点

「通気性」と「湿度管理」

無垢フローリングの隙間対策には「通気性」と「湿度管理」がカギ!

無垢フローリングは湿度変化で隙間が開くことがありますが、ちょっとした工夫で対策できます。

通気性の良い素材のカーペットやラグを選ぶ
室内の湿度を一定に保つ

この2つを意識するだけで、無垢フローリングを快適に長持ちさせられます!

無垢フローリングには「定期的な模様替え」が効果的!

カーペットやラグは、敷きっぱなしにせず 定期的に位置を変える のがポイントです。

湿気がこもるのを防ぐ
経年変化による色ムラを防ぐ

たまにラグを持ち上げて風を通すだけでも、無垢フローリングを美しく保てます!サイズや動かしやすい場所に敷くのも重要です。

無垢フローリングにぴったり!カーペット・ラグの選び方

素材選びにこだわる!

通気性の良い素材を選ぶことで、無垢フローリングの調湿効果を妨げず快適に使えます。


おすすめの素材は リネンやウール などのナチュラル素材。無垢フローリングとの相性も抜群です!

⚠ 要注意! 滑り止めコーティングが施されたものは、長時間敷いていると床に貼り付いてしまうことも…。購入前に取り扱い説明書をチェックしておくと安心です!

サイズや配置を工夫

部分的に敷くことで、無垢フローリングの良さを活かしながら快適な空間を作れます。また、動かしやすいラグを選ぶことで、経年変化が均一になり、通気性を確保しやすくなります。

最後に

無垢フローリングとラグ・カーペットの組み合わせは、心地よさとデザイン性を両立できる組み合わせです!
ただし、無垢フローリングならではの特徴を理解し、相性の良い素材や配置を意識することが大切です。ポイントを押さえて取り入れれば、より快適で洗練された空間をつくることができます。ぜひ、自分らしいスタイルで楽しんでみてください。

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