框とは?
皆さん、こちらの写真の玄関と床の切り替え部分に名前があるのはご存知ですか?
この境目の部分は「框(かまち)」と呼ばれ、日本の住宅においては重要な役割があります!
e-KENZAIでも無垢フローリングと同じ木材を使用した框を取り扱っています。
今回は、そんな「框」知らなかったという方にも分かりやすく「框って何?」「どんな使い方・役割があるの?」「e-KENZAIの框って?」といったところからご紹介出来たらと思います!
框について少しでも興味を持って頂けると幸いです〜
框とは?
「框(かまち)」という名前に馴染みはなくとも、日本の住宅では実はお馴染みの存在です。
框は、先程の写真のように床の高さが変わる時の縁の部分・障子や窓の枠のことを言います。
これ以外にも框には用途や場所別種類や呼び方が様々あり、素材も「木材・石材・タイル」などがあります。
代表的なものを紹介させて頂きます!
框の種類
代表的な框(かまち)といえば、「上がり框」「付け框」「床框」「縁框」の4種が挙げられます。
上がり框
「上がり框」とは、冒頭の写真のように玄関と床の切り替え部分のように高さが変わる部分に使われる框の事です。
日本には、靴を脱ぐ習慣があります。その為上がり框は、靴の汚れを室内に持ち込まない・靴の脱ぎ履きの際に腰を掛けるといった様な役割をしています。
また、かつてはご近所さんが訪れた際に靴を脱がずに腰を掛けてお喋りを楽しむ場所でもありました。近年では、そのような使われ方をあまりされなくなった事もあり框のないお家や低めの框も増えています。
「玄関框」と呼ばれる事もあり、お家に入った時に初めに目が行く所でもあります。
床材との組み合わせやデザインによってお部屋に入った時の印象も違います!
素材としては、人の出入りが多い場所なので頑丈である事も重要です。
付け框
「付け框」は、土間と玄関の壁の境目になる框の事です。基本的には、上がり框と統一した木材が使われる事がほとんどです。上り框とは違い、人が踏むことの無い部分です。その為、上り框より薄い木材を使われる事が多いです。(約3分に1ぐらいの厚みのものを使われることが多いです)
床框
床框(とこがまち)は、上がり框と同じく高さに差がある部分に使用されます。こちらは、玄関ではなくお部屋の中で用いられます。また、床の間の化粧材と説明される事もあります。化粧材とは、美観を目的としてデザインされた木材の部分です。床框は、切り替え部分を隠したりする用途もあります。
主に畳のある和室に使われます。
縁框
今では、少なくなってしまいましたが縁側に使われる框です。雨や風などに強いように他の框より耐久性のある素材を使われる事が多いです。
工夫次第で框には様々な使い方があります。
意外と框によってお部屋のイメージは変わります!ぜひリフォームや新築を建てられる際、框にもこだわって見て下さい。
e-KENZAIの框
そんな「框」を実際に付けられる際、こんな相談が多いです。
「上がり框付けようとしたけど、自宅の無垢フローリングと色や節の感じが合わない…」
「無垢フローリングと同じような色差の框がなかなか見つけられない…」
そんなお声に応えるべく作られたのがe-KENZAIの框です!
e-KENZAIの框は、無垢フローリングをL型に組んで作られています。
その為、無垢フローリングと色や節の感じが違うなんて事もなく統一感を持って使って頂けます!
L状の框は、L型框(えるがたかまち)・リフォーム框と呼ばれる事もあります。リフォームの際に、上がり框に被せるようにも施工しやすい形です。
サイズは、無垢フローリングを加工して作っています。その為、無垢フローリングVivid シリーズの框のサイズは80x80x1800(UNI)です。
無垢フローリングVivid Wideシリーズのサイズは、110x110x1800(UNI)です。付け框として使用する際や高さや長さを出したいという場合などは、加工して使っても頂けます!
最後に
いかがでしたか?
框、興味を持って頂けましたでしょうか!
サンプルも框を切り出したもののご用意がございます。
ぜひ請求してみて下さい!
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