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無垢フローリングは国産材がおすすめ!【森林を守る床材】

2023-02-13

みなさま、こんにちは!

今回のテーマは 「無垢フローリングに使われる国産材」 についてです。

無垢フローリングと一言でいっても、使われている木材にはさまざまな種類がありますよね。その中でも近年注目されているのが、日本国内で育った「国産の無垢材」です。

「無垢フローリングを選ぶなら、やっぱり安心の国産材がいいな」
「国産無垢材って、海外材とどう違うの?」

そんな疑問や関心を持つ方も増えており、実際に当店でも「国産無垢フローリングを選びたい」というご相談を多くいただいています。

今回は、国産ならではの魅力や特徴、どんな種類の樹種があるのか、そして「どんな人に国産材が向いているのか?」まで詳しくご紹介します!

さらに、以前ご紹介した「Vivid Series」の樹種についても合わせてチェックしていただけると、より幅広く木材の特徴を理解できると思いますので、そちらもぜひご覧ください。

無垢フローリングには、どんな木材が使われているだろう?

無垢フローリングには、どんな木材が使われているだろう vol.2

「無垢フローリングには、どんな木材が使われているの?」そんな疑問を持つ方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

1. 国産材を取り巻く現状と、私たちができること

皆さんはご存じでしょうか?

実は日本は、国土の約3分の2が森林という世界有数の森林大国です。四季折々の美しい自然に恵まれ、私たちの暮らしのすぐそばに、豊かな森があります。

しかし、近年では外国産の安価な木材が多く輸入されるようになり、国内の林業が衰退しているのが現実です。その結果、森の手入れが行き届かなくなり、森林の荒廃や放置林の増加が深刻な社会問題となっています。

森林が荒れてしまうと、ただ見た目が悪くなるだけでなく、

◆ 土砂災害や山崩れのリスクが高まる
◆ 野生動物の被害が広がる
◆ CO2の吸収力が落ち、地球温暖化対策にも影響

など、私たちの暮らしにもさまざまな影響を及ぼします。

そんな中で注目されているのが、「国産の木材を使うこと=森を守ること」という考え方です。森林を守り、適切に伐って、使って、育てる循環を作ることで、日本の森を次の世代に残していくことができるのです。

<無垢フローリングを選ぶことでできる社会貢献>

無垢フローリングを「国産材」で選ぶことは、

◆ 日本の森を守る
◆ 国内林業を支える
◆ 地域経済の活性化につながる

といった大きな社会的意義を持っています。「せっかく無垢フローリングを選ぶなら、国産の木を使いたい」と考える方が増えているのも納得ですね。

<こんな方におすすめ>

◆ 地元の木材を使って、地域貢献したい
◆ 子どもたちに美しい森を残したい
◆ サステナブル(持続可能)な家づくりをしたい

無垢フローリングを通じて、ただおしゃれな空間を作るだけでなく、未来の森を守る選択をしてみませんか?

2. 国産無垢フローリングを選ぶ理由 〜 木づかい運動とは? 〜

「国産の無垢フローリングを選ぶことって、本当に意味があるの?」

そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。

実は、日本の森林を守り育てるために「国産材を積極的に使おう!」という全国的な取り組みが進んでいます。これが、林野庁が推進する「木づかい運動」です。

■ 「木づかい運動」の目的とは?

木づかい運動とは、日本の木を使うことで、森を育て、環境を守るための国民的な取り組みです。よく「木を使う=環境破壊では?」と思われがちですが、実はその逆。

日本の森林の約4割が人工林(人の手で植えられた木)であり、これらの木は使うことを前提に育てられた資源です。人工林は適切に伐採し、使い、また植えて育てることで健全な状態が保たれるのです。

林野庁の木づかい運動はこちらのサイトをご覧ください↓↓↓
木づかい運動でウッド・チェンジ!(林野庁ホームページ)

■ 木を「使うこと」が森林保全につながる

人工林は放置するとどうなるのでしょう?

◆ 木が密集しすぎて陽の光が届かなくなり、他の植物が育たない
◆ 地面が弱くなり、土砂災害や山崩れの原因に
◆ 木の成長が止まり、CO2吸収能力が低下

つまり、木は使わないと逆に森林が弱ってしまうのです。

だからこそ「伐る→使う→植える→育てる」という循環(サイクル)がとても大事。

そして、このサイクルを支える方法の一つが「国産無垢フローリングを選ぶこと」なのです。

■ 無垢フローリング×木づかい運動=サステナブルな暮らし

国産の無垢フローリングを選ぶことで、

◆ 日本の森林保全に貢献できる
◆ 国内の林業や地域経済を応援できる
◆ 環境に優しいサステナブルな家づくりができる

と、実はとても社会的価値の高い選択になります。

せっかく家づくりやリフォームで無垢フローリングを選ぶなら、「国産材を使って、森と未来を守る」という意味を込めて選んでみるのも素敵ですよね。

■ さあ、国産無垢フローリングを選んでみませんか?

「国産の無垢フローリングって、実際にはどんな種類があるの?」
そんな方のために、次のセクションでは e-KENZAI で取り扱っている国産材の無垢フローリング を詳しくご紹介します!

あなたの家づくりやリフォームにぴったりな、日本の森から届いた無垢フローリングを見つけてくださいね。

3. e-KENZAIで選べる!おすすめの国産無垢フローリング材

ここからは、e-KENZAIで取り扱っている「国産の無垢フローリング」をご紹介します。「無垢フローリング 国産」を検討されている方は、ぜひ参考にしてください!

① 北海道産ナラ(ジャパニーズオーク)

北海道産ナラは、「ジャパニーズオーク」として世界的にも評価が高い木材です。ウイスキーの樽にも使われるほどの強さと美しさを持ち、日本が誇る広葉樹のひとつです。

■ 特徴
・ 堅くて丈夫、傷がつきにくいので長く美しさを保てる
・ 節や虎斑(とらふ)模様と呼ばれる自然の縞模様が個性的
・ はっきりとした木目が重厚感と高級感を演出

■ おすすめポイント
重厚で力強い印象を出したい方におすすめ。レザーやブラックインテリアと相性抜群です!

② 北海道産タモ(ジャパニーズアッシュ)

タモは、野球バットやスキー板にも使われるほど堅くてしなやかな木。実は、日本でも古くから使われてきた伝統的な木材です。

■ 特徴
・ 節が少なくすっきりと美しい木目
・ 均一な色味でナチュラル&シンプルな空間にぴったり
・ 木目が深く、落ち着いた上品な印象

■ おすすめポイント
明るく爽やかな空間を作りたい方に。シンプルモダンや北欧インテリアにおすすめ。

③ 四国杉・源平

杉は、日本でもっとも身近な木材の一つ。特に四国産の杉は、豊かな自然環境で育った高品質材です。

■ 特徴
・ 柔らかく温かみのある肌触り
・ 調湿効果で一年中快適な室内環境
・ 「源平」とは、赤身と白太のコントラストが美しいデザイン

■ おすすめポイント
ナチュラルで温もりある空間に最適。和モダンやナチュラルテイストの住宅にぴったりです。

④ 土佐ひのき

「ひのき風呂」でもおなじみ、日本の代表的な高級木材。特に土佐ひのきは、香り高く、美しい木肌が魅力です。

■ 特徴
• フィトンチッドによるリラックス効果・殺菌効果
• 耐水性・耐久性が高く、長く使える
• 時が経つほどに深みが増す美しい色合い

■ おすすめポイント
香りと温もりを楽しみたい方におすすめ。和風・和モダン、リラックス空間に最適。

また、e-KENZAIでは「スタンダード」「プレミアム」の2グレードを用意。節あり・節なしから選べるのも嬉しいポイントです!

4. まとめ 〜国産無垢フローリングで、森と暮らしを豊かに〜

無垢フローリングを選ぶとき、「どの木材がいいのかな?」「せっかくなら安心できる国産材がいいな」と迷われる方も多いと思います。

今回ご紹介したように、日本にはナラ・タモ・杉・ひのきなど、魅力的な国産の無垢フローリング材がたくさんあります。どの木材も、日本の風土で育まれた木ならではの質感や温もり、香りがあり、暮らしに豊かさと癒しをもたらしてくれます。

そして何より、国産の無垢フローリングを選ぶことは、日本の森を守り、持続可能な未来へつながる選択でもあります。「森を育て、使い、また育てる」という循環の中で生まれた無垢材を暮らしに取り入れることで、環境にも地域にも優しい家づくりが実現できます。

まずは、実際に国産無垢フローリングのサンプルを手に取って、その魅力を体験してみてください。木の香りや質感、色合いの違いを感じながら、あなたのライフスタイルにぴったりの一枚を選んでみましょう!

 

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