無垢フローリングを6年間土足で使用してみた感想
みなさま、こんにちは!
e-KENZAI本社が今の事務所に移転して丸6年が経ちます。
ちょうど今ぐらいの季節に引っ越し準備をしていたのが懐かしいです。と勤続20年のスタッフが言っています。
さて今回は、居室用の無垢フローリングを土足で6年間使用した感想や、どのような変化があったのかご紹介します。
e-KENZAIの事務にはこれでもか!というぐらい、いたるところに無垢フローリングが使用されています。
ボロボロになっているのか?
はたまたリノベーションしたての時のような状態を保っているのか?
Let’s 検証!
1.使用環境
事務所は2Fと3Fに無垢フローリングが使用されており、お客様や取引先の方が出入りするのは2Fのみです。
3Fはスタッフのみの出入りです。
各部屋の入口には玄関マットを敷いています。
雨の日や靴が汚れている場合は、水分や汚れを落とすよう心がけています。
室内環境を簡単にご説明。
エアコン → 朝8時30分~午後19時頃まで休日を除き一年中使用。
湿度 → 季節にもよるが、加乾燥を防ぐため乾燥時期には加湿器を2~3台設置。6月の時点で約50%。
掃除 → 毎朝、モップと掃除機で簡単に掃除。気になる汚れは雑巾がけ。
2.汚れ具合や傷は?
2Fのフローリングはクルミ無垢フローリングです。
(※現在は廃盤商品。)
無塗装品に、自然塗料プラネットカラーのホワイト1:クリア2で配合したものを塗って仕上げています。
ただし、恥ずかしながらノーメンテナンスであるため全体的に黒ずみが気になる。。。
ポジティブに言えば、色ムラ節有グレードなのでいい感じに汚れが隠れています。
来客が頻繁にあり、歩き回ることが多いのでかなり使用感があります。
こちらは鉢植えのそばにできた大きな水染み。
これは拭いただけではどうにもなりません。
補修が必要なレベルですね。
こちらは、玄関框部分です。
よく見ると角の部分のすり減りや傷が目立ちます。
![]() |
![]() |
続いては3Fです。
左の写真は手前の方にアッシュ積層フローリング(オイル)、奥の方にアカシア無垢フローリング(UVウレタンクリア)を張ってあります。
右の写真は通路にアカシア無垢フローリング(UVウレタンクリア)を張ってあります。
3Fは普段、事務仕事が多いので歩き回ることは少ないです。
引きで見た感じ目立った汚れや傷は目につきません。
![]() |
![]() |
あえて汚れているところや傷んでいる部分を探してみると・・・
ありました!
外回りスタッフのデスク下です。
現場に行くことが多いので少々汚れています。
次に、土足使用で汚れた個所ではありませんが、こんな染みも発見しました。
加湿器の横に水染みが点々とありますね。
もしここが自宅なら水が落ちたら必ず拭くと思いますが、事務所であるため放置されてしまったのでしょう。
UVウレタン仕上げなので、すぐに拭けば染みにならなかったはず。残念です。
触ってみると、ややカサつきがあり表面のコーティングも新品の時より弱っている感じがします。
また、アカシアに深めのヘコミができている箇所もありました。
何か重たいものを落としたのでしょうか。
自力での補修は不可能そうです・・・
そして、窓際周辺です。オーク積層フローリング(オイル)を張ってあります。
(※現在は廃盤商品。)
全体的に表面が乾燥しているようで、指で触ると木目に沿ってザラっとしています。
写真では分かりにくいのですが、特に窓際は日差しを受けてカサカサになっています。
![]() |
![]() |
3Fは土足で使用した結果の傷みや汚れは少なかったですが、オイル仕上げのフローリングはノーメンテナンスであるため傷みが進行していましたね。
3.汚れは落ちるのか?
ある程度の汚れは致し方ないですし、そこまで気になるような感じではありませんでしたが、せっかくなので一番汚れていた部分の汚れが落ちるか試してみました。
先ほどチェックした2F玄関框。
傷と汚れで元の無垢材の色が分からなくなっています。
事務所にあったオスモワックスアンドクリーナーで拭いていきます。
![]() |
![]() |
オスモワックスアンドクリーナーはオスモカラー専用のクリーナーです。
事務所の床はプラネットカラーで塗装してあるので、使用しても効果が100%発揮されるかは定かではありませんが、これしかなかったのでこれでやります。
過去のブログをチェック↓
無垢フローリング(オイル塗装)のメンテナンス方法
汚れ、落ちてる・・・?と思い雑巾を見てみると、黒く汚れていたので落ちているようです!
40分ほど乾くのに時間を置いてみた結果がこちら。↓
ん~さほど変わりませんね。
若干キレイになった気はしますが、傷になっている部分は汚れが中に入り込んでいるようでした。
4.まとめ
ノーメンテナンスであるため、なかなかの汚れ具合でした。
ただ、土足であることを前提に考えると予想しているよりもキレイな状態だったのではないでしょうか。
UVウレタン仕上げのアカシア無垢フローリング部分に関してはかなりキレイな状態を保っていましたね。
場所が例えば飲食店であれば、靴の汚れ以外にも油やホコリでもっと変化があると思います。
e-KENZAIの無垢フローリングは居室用として販売しているので、土足で使用してもそれに耐えられる表面仕上げはしていません。
ですが、このような汚れや傷も風合いが出ていい!と個人的には思います。
土足使用でe-KENZAIの無垢フローリングを採用される場合は自己責任で、となりますがね。
今回のブログが無垢フローリングを土足使用で検討している方のお役に立てればと思います。
人気記事ランキング