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無垢フローリングは後悔する? 私がe-KENZAを採用して住んで分かったリアルな話

2026-01-18


無垢フローリングについて、
これまで仕事として数多く見てきました。
施工例もたくさん見ましたし、
メリット・デメリットも一通り理解しているつもりでした。
それでも、自分自身が家を建てて、
実際に無垢フローリングのある暮らしを始めてみると、
「知っている」と「住んでいる」では、
まったく違うと感じる場面がいくつもありました。

私が自宅に採用したのは、e-KENZAの無垢フローリングです。
採用前から
「キズはつく」
「反りや隙間が出ることがある」
「メンテナンスが必要」
といった情報は理解していました。
正直に言えば、それらはすべて“納得した上で選んだ”つもりでした。

ですが、実際に暮らし始めてみると、
「これは思っていたより気になるな」
と感じたこともあれば、
「これは想像以上に良かった」
と感じたこともあります。

例えば、日々の生活の中で自然についていくキズ。
季節によって変わる床の表情。
家族の反応や、来客の一言。
カタログや説明資料だけでは、どうしても実感しきれなかった部分です。

このコラムでは、
無垢フローリングを採用した一人の施主として
そして無垢フローリングに関わる仕事をしてきた立場として
実際に住んでみて
「後悔しそうになったこと」
「迷ったこと」
「それでも選んで良かったと思ったこと」
を、できるだけ正直な言葉でまとめてみました。

無垢フローリングは、万人にとって正解の床材ではありません。
向いている人もいれば、正直おすすめしにくいケースもあります。
だからこそ、これから無垢フローリングを検討している方にとって、
少しでも判断材料になるリアルな情報をお伝えできればと思っています。

「無垢フローリングが気になっているけれど、後悔しないか不安」
そんな方は、ぜひ読み進めてみてください。

これは誤算・・・ キズは思った以上につく(無垢フローリングのリアル)

無垢フローリングを採用する前から、「キズはついて当たり前」と思っていました。
仕事柄、その言葉の意味も理解しているつもりでしたし、写真や施工事例も数多く見てきました。

それでも、実際に住み始めて感じたのは、
**「想像していたよりも、日常の中でキズは増えていく」**ということです。

例えば、重たいテーブルを少し引いたとき。
子どもが物を落としたとき。
掃除中にうっかり何かを引きずってしまったとき。

ほんの些細な動作でも、気づけば小さな凹みや線が残っています。
新築当初の、何もない状態を知っているからこそ、最初のうちは正直気になりました。

「むむ・・・?もうキズがついてる!」
そう感じたのは、1回や2回ではありません。

ただ、不思議なことに、しばらくすると見え方が変わってきました。
キズが“増えた”というよりも、
**「この家で暮らした時間が刻まれていく」**ように感じるようになったのです。

無垢フローリングのキズは、表面が剥がれるような劣化ではありません。
木そのものが凹んだり、押されたりした痕です。
だからこそ、冷たく感じる傷ではなく、生活の延長として受け止められる部分もありました。

もちろん、これは人によります。
常に床をきれいな状態に保ちたい方や、
少しのキズもストレスに感じる方にとっては、
無垢フローリングは「後悔ポイント」になりやすいと思います。

一方で、
「多少のキズも味として受け入れられる」
「完璧じゃない状態を楽しめる」
そんな価値観の方には、そこまで大きな問題にならないとも感じました。

実際、e-KENZAの無垢フローリングは、
キズがついても色が極端に変わったり、目立ちすぎたりすることは少なく、
時間が経つにつれて周囲になじんでいく印象があります。

結果として私は、
「キズがつくこと自体」よりも、
「そのキズをどう感じるか」が大事だった
と、住んでみて実感しました。

無垢フローリングを選ぶ際は、
「キズがつくかどうか」ではなく、
「キズがついた床を、数年後も好きでいられそうか」
この視点で考えてみることをおすすめします。

あと、キズは近寄らないと見えない。
最初は白っぽかったキズもいつの間にか角が取れたのか
周囲の色に馴染んでたりするので、
それほど気にならなくなってきますよ。(私はね!)

夏から冬、季節で表情が変わる無垢フローリング(隙間・反り・湿度)

無垢フローリングを選ぶ際に、
「季節によって伸び縮みします」
「冬は隙間が出ることがあります」
という説明を受けることは多いと思います。

私自身も、それは知識として理解していました。
ただ正直に言うと、どこかで
「多少は変わるけれど、そこまで気になるものではないだろう」
と思っていた部分がありました。

実際に住んでみて感じたのは、
無垢フローリングは“想像以上に正直”に季節を反映するということです。

冬場、空気が乾燥してくると、
フローリング同士の間に、ほんのわずかな隙間が見えるようになります。
逆に、梅雨時期や夏場は、木が水分を含んで、床全体が少しふっくらした印象になります。

大きく反ったり、歩行に支障が出るような変化ではありません。
ただ、新築時の「ピタッと揃った状態」を知っていると、
最初の冬はどうしても気になりました。
(引渡しが8月だったこともあり、当時はピークにパツパツでした)

ですが、季節が一巡してみて、考え方が変わりました。
春になり、湿度が戻ってくると、
あの隙間はいつの間にか目立たなくなっていたのです。

無垢フローリングは、
常に同じ状態を保つ床材ではなく、
季節と一緒に呼吸しているような床材
なのだと、
実感をもって理解できた瞬間でした。

湿度や温度に反応するということは、
裏を返せば、それだけ「自然素材そのもの」だということでもあります。
ただし、この変化をどう感じるかは、人によって大きく分かれると思います。

例えば、
・一年中、床の見た目を均一に保ちたい方
・隙間や変化を「不具合」と感じてしまう方

こうした価値観の場合、
無垢フローリングはストレスになりやすいかもしれません。

一方で、
「季節によって家の表情が変わるのは自然なこと」
「木の性質として受け入れられる」
そう感じられる方にとっては、大きな問題にはなりにくいとも感じました。

e-KENZAの無垢フローリングに関して言えば、
変化はあくまで穏やかで、
暮らしの中で致命的なデメリットになるようなものではありませんでした。
ただし、それでも**“変化がある床材”であることは間違いありません**。

無垢フローリングを選ぶ際は、
「隙間が出るかどうか」ではなく、
「季節で変わる床を、自然なものとして受け止められるか」
この視点で考えることが、とても大切だと思います。

期待以上!足触りのリアルな印象

オイル仕上げのオーク無垢フローリングを選んだ理由のひとつが、
「足触りの良さ」でした。

素足で歩いたときの感触がやさしく、
木そのものに触れている感じがする。
これは、ウレタン塗装にはない無垢材ならではの魅力だと思っていました。

実際に住んでみて、その印象は間違っていませんでした。
冬でもヒヤッとしにくく、
夏はベタつかず、さらっとしています。
素足で過ごす時間が自然と増えたのは、想像以上でした。

ただし、良いことばかりではありません。

まず、について。
オークは比較的硬い樹種ですが、それでも無垢材です。
歩くときの「コツン」と響くような音や、
場所によってはわずかに軋むような音が出ることがあります。

これも事前に「無垢フローリングは床鳴りがある」と理解していました。
ただ、実際に生活音として日常的に耳にすると、
最初のうちは少し気になりました。ギシっとゆう音とかね。

特に夜、家の中が静かな時間帯。
足音が思ったより響くように感じる瞬間があります。
集合住宅ではなく戸建てであっても、
「音」に敏感な方だと、意外とストレスになる可能性はあると感じました。

一方で、時間が経つにつれて、
その音も「床鳴り」というより、
家が生きているような感覚に近いものに変わっていきました。

完璧に無音な床ではない。
でも、不快な異音でもない。
無ければ無いで物足りない、まである。
そんな絶妙な位置づけです。

次に、足触りについて。
オイル仕上げのオークは、表面に塗膜がない分、
木の導管や木目の凹凸をそのまま感じます。

最初は、
「少しザラっとするかな?」
と感じることもありました。

ですが、これも不思議なもので、
生活するうちに表面が少しずつ落ち着き、
手や足になじんでくる感覚があります。
ツルツルではないけれど、
触れていて嫌ではない、自然な質感です。

靴下で歩くとかなり滑りが良いので
わが家では裸足orスリッパです。

私自身、住んでみて感じたのは、
音も足触りも、「快適かどうか」より「好みが合うかどうか」が重要だということです。

オイル仕上げのオーク無垢フローリングは、
静かで均一な床ではありません。
でも、その分、触れたときの情報量が多く、
日々の暮らしの中で「床を感じる」時間が確実に増えました。

無垢フローリングを選ぶ際は、
カタログの写真や数値だけでなく、
「この音、この触感と、毎日付き合えるか」
ぜひその視点で考えてみてほしいと思います。

おやおや・・・?家族・来客の反応が予想以上に良かった

無垢フローリングを選ぶとき、
自分自身の好みや価値観はしっかり考えましたが、
正直なところ、家族や来客の反応までは深く想像していませんでした。

「分かる人には分かるけど、
気づかない人は気づかないだろう」
そんな感覚だったと思います。

ですが、実際に住み始めてみると、その予想は良い意味で裏切られました。

家に来た人から、
「この床、気持ちいいね」
「なんか落ち着く感じがする」
「高級感がある」
と声をかけられることが、思っていた以上に多かったのです。

特に多いのが、
床に触れたときの反応でした。

靴を脱いだ瞬間に、
「冷たくないですね」
「さらっとしてますね」
と、足触りに気づく方が少なくありません。

オイル仕上げのオーク無垢フローリングは、
見た目の主張が強すぎるわけではありません。
それでも、実際に触れることで、
「何か違う」と感じてもらえる素材なのだと思いました。

家族の反応も印象的でした。
子どもは床に座ったり、寝転んだりすることが多く、
無垢フローリングの上で過ごす時間が自然と増えました。

特別に「この床がいい」と言葉にするわけではありませんが、
行動を見ると、
居心地の良さを体で感じ取っているように見えます。

一方で、これは少し意外だった点ですが、
キズや多少の変化について、
家族や来客から指摘されたことはほとんどありません。

自分が気にしていた小さなキズや隙間も、
他人の目から見ると、
「気になるほどのものではない」ことが多いのだと気づかされました。

この経験から感じたのは、
無垢フローリングの良さは、
見た目よりも「体感」で伝わるということです。

写真や説明では伝えきれない部分が、
実際の暮らしの中では、
ちゃんと評価されている。
そのことは、住み手としても安心材料になりました。

結果として、
「家に来た人に好評だった」という点は、
無垢フローリングを選んで良かったと感じる、大きな理由のひとつになっています。

余談ですが、息子に
「この床オークなんよ」と言うと
「オークなん?!マイクラに出てくるよ!イエーイ!おれんちオークや~」
と。好評です。

それでも無垢フローリングにして良かった理由

ここまで、キズのこと、季節による変化、
音や足触り、家族や来客の反応について、
実際に住んでみて感じた「正直な気持ち」を書いてきました。

正直に言えば、
無垢フローリングは、気を使わなくていい床材ではありません。
何も考えずに使えて、
ずっと同じ状態を保てる素材でもありません。

特に、油や水撥ねは気をつけています。

だからこそ、
「ラクな床材か?」と聞かれたら、
決してそうではないと思います。

それでも私が、
無垢フローリングにして良かったと感じている理由は、とてもシンプルです。

それは、
毎日の暮らしの中で、床に対して「嫌だ」と思う瞬間がなかったからです。

キズがついたときも、
季節で表情が変わったときも、
音が気になったときも、
「失敗した」と感じることはありませんでした。

むしろ、
「これは無垢だからこそだな」
と、自然に受け止めている自分がいました。

オイル仕上げのオーク無垢フローリングは、
完璧に整った素材ではありません。
でも、その不完全さが、
暮らしの中では不思議とストレスにならなかったのです。

毎日歩く場所だからこそ、
冷たすぎないこと、
触れたときに気持ちいいこと、
時間と一緒に変わっていくこと。

そうした要素が、
「床材としての性能」以上に、
生活の質に影響していると感じました。

また、仕事柄さまざまな床材を見てきた中で、
「これは理屈では説明できないな」と思う感覚もあります。

無垢フローリングは、
性能表や数値だけで判断すると、
選びにくい素材かもしれません。

でも、
「多少の変化も含めて、この素材と暮らしていけそうか」
そう自分に問いかけたときに、
答えが「YES」になる方にとっては、
これほど満足度の高い床材は少ないとも感じています。

無垢フローリングを検討している方には、
ぜひ「後悔しないかどうか」だけでなく、
「この床と一緒に年を重ねたいかどうか」
という視点でも考えてみてほしいと思います。

私自身は、
この床と過ごす時間を、
これから先も楽しみにしています。

無垢フローリングに関するよくある質問(実体験ベースFAQ)

Q1. 無垢フローリングはやっぱり後悔しますか?

A. 「何を期待して選んだか」で後悔するかどうかが分かれます。

私自身、無垢フローリングを採用して住んでいますが、「失敗した」と感じたことはありません。
ただし、後悔しやすいのは「キズがつかない」「ずっと同じ見た目でいてほしい」と期待して選んだ場合です。

無垢フローリングは、キズもつきますし、季節で表情も変わります。
それを「味」や「暮らしの痕跡」として受け止められるかどうかが、満足度を大きく左右すると感じました。


Q2. 無垢フローリングのキズはどれくらい気になりますか?

A. 住み始めは気になりますが、時間とともに感じ方が変わりました。

正直に言うと、最初は「思ったよりキズがつくな」と感じました。
重たい家具を少し動かしただけでも、細かな凹みや線が残ります。

ただ、キズは近くで見ないと分からないものがほとんどで、
白っぽかったキズも時間が経つと周囲の色になじんでいきます。

今では「増えた」というよりも、暮らした時間が刻まれているように感じています。


Q3. 小さな子どもがいても無垢フローリングは大丈夫ですか?

A. 我が家では問題なく使えていますが、価値観は重要です。

子どもが物を落としたり、床に座ったり寝転んだりすることは日常茶飯事です。
当然キズは増えます。

ただ、子どもが床で過ごす時間が増えたことや、
冷たくなく、素足で気持ちいい点は大きなメリットだと感じています。

「キズを完全に防ぎたい」という考えだとストレスになりますが、
多少の変化を受け入れられるなら、子育て世帯とも相性は悪くありません。


Q4. 無垢フローリングは冬に隙間が出ますか?

A. 出ます。ただし、季節が変わると自然に目立たなくなります。

冬の乾燥した時期には、フローリング同士の間にわずかな隙間が見えることがあります。
最初の冬は、新築時の状態を知っている分、正直気になりました。

ただ、春になり湿度が戻ると、
その隙間はいつの間にか分からなくなっていました。

無垢フローリングは「常に同じ状態の床」ではなく、
季節と一緒に呼吸する床材だと実感しています。


Q5. 反りや浮きは大丈夫ですか?

A. 我が家では歩行に支障が出るような反りはありません。

梅雨時期や夏場は、床が少しふっくらした印象になることはあります。
ただし、つまずく・歩きにくいといったレベルの反りは感じていません。

e-KENZAの無垢フローリングに関して言えば、
変化はあくまで穏やかで、致命的なデメリットになるものではありませんでした。


Q6. 無垢フローリングは音がうるさいですか?

A. 静かな床ではありませんが、不快な音でもありません。

歩いたときに「コツン」と響く音や、
場所によっては軽い床鳴りを感じることはあります。

夜など家の中が静かな時間帯は、
音に敏感な方だと気になる可能性はあります。

ただ、時間が経つにつれて
「音」ではなく「家が生きている感じ」に近い印象に変わっていきました。


Q7. オイル仕上げの無垢フローリングは手入れが大変ですか?

A. 楽な床材ではありませんが、過剰な手間も不要です。

水や油の撥ねには気を使いますし、
何も考えずに使える床材ではありません。

ただ、日常的に特別なメンテナンスをしているわけでもなく、
「常に手をかけ続けなければならない」という印象はありません。

ラクさより、素材感や居心地を重視する人向けだと思います。


Q8. 来客や家族の反応はどうでしたか?

A. 想像以上に好評でした。

「この床、気持ちいいですね」
「冷たくないですね」
と、足触りに気づく方がとても多いです。

一方で、私が気にしていたキズや隙間について
指摘されたことはほとんどありません。

無垢フローリングの良さは、
見た目よりも体感で伝わると感じました。


Q9. 無垢フローリングはどんな人に向いていますか?

A. 完璧さより、暮らしの心地よさを大切にしたい人です。

・多少のキズも味として受け止められる

・季節による変化を自然なものと感じられる

・素足で過ごす時間が多い

・床材に「経年変化」を求めたい

こうした価値観の方には、満足度が高い床材だと思います。


Q10. それでも無垢フローリングを選んで良かった理由は?

A. 毎日の暮らしの中で「嫌だ」と思う瞬間がなかったからです。

キズがついても、
季節で表情が変わっても、
音が気になることがあっても、
「失敗した」と感じることはありませんでした。

無垢フローリングは完璧な素材ではありません。
でも、その不完全さが、
暮らしの中では不思議とストレスにならなかったのです。

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