レッドシダー内壁天井材とは?特徴・メリット・おすすめの使い方を徹底解説
自然素材の壁材として近年注目されている「レッドシダー」。その温かみのある赤褐色と、独特の香りや木目の美しさは、住宅や店舗の内装デザインでも人気です。本コラムでは、レッドシダー内壁・天井材の商品ページへ↗の特徴やメリット、注意点、施工方法まで詳しく解説します。初めてレッドシダーを検討する方でもわかりやすく、購入や施工の参考になります。
目次
1.レッドシダー内壁・天井材とは?
レッドシダーは西洋杉(Western Red Cedar)とも呼ばれる天然木材で、深みのある赤褐色と細やかな木目が特長です。Cedarとは日本でゆう「杉」のこと。簡単に言えば産地の違う杉みたいな感じですね。軽量で加工しやすく、壁材や天井材として使いやすい性質を持っています。レッドシダーならではの独特の良い香りは唯一無二。なめらかな質感は空間に温もりと自然の心地よさを与えてくれます。アクセントウォールや天井材としても人気です。
2.レッドシダー内壁・天井材の主なメリット
レッドシダーについて押さえておきたい主なメリット5つをチェックしていきましょう。
耐久性・防腐性
レッドシダーには天然の油分が含まれ、腐朽菌や虫害に強い特性があります。針葉樹の中で最も優れた耐久性を持ち湿気、腐朽、虫害に対する耐性が自然に備わっています。
材材に多く含まれる天然の抽出成分ツヤプリシンやツヤ酸が殺菌力をもっているため、自然の力で腐朽菌や害虫の侵入を防ぐことができます。
木材腐朽菌に対しては、水溶性のフェノリックスという成分が耐久性を高める役割を果たしています。
軽量で施工しやすい
木材として密度が低く(全乾比重:0.35 気乾比重:0.37)、のこ、かんな、サンダーなど、いずれの加工でも容易です。DIYやリノベーションにもおすすめで、施工の手間を抑えられます。
経年変化による美しさ
時間が経つにつれて色艶や木目が深まり、味わいが増していきます。自然素材ならではの「経年美」を楽しむことができます。
デザイン性
赤褐色と繊細な木目は、ナチュラルモダンや和モダンなど幅広いデザインに調和します。アクセントウォールや天井に取り入れるだけで、空間に上質なリズムと温もりをプラスできます。
さまざまな塗料を使用することができる
「樹脂(ヤニ)」を含まない」「辺材の割合が少ない」「寸法安定性が高い」「木肌がきめ細かい」などの特性から、仕上がりがきれいで塗料の持ちも良いです。
3.レッドシダー内壁・天井材のデメリット・注意点
● 紫外線や経年による色の変化が起こる
木材は紫外線を浴びることにより色の変化が起こります。レッドシダーに限らずどのような木材でも起こりますが、特に色味の濃いレッドシダーは濃淡がはっきりと出ますので、家具や家電による日焼け痕には気をつけたいですね。
● 柔らかいため傷や凹みがつきやすい
壁に施工する際は、ひっかき傷や物をぶつけないように注意が必要です。万が一「やってしまった!」となってもある程度は補修可能です。無垢材の補修方法についてはこちらのコラム↗をご覧ください。
など、施工する場所によっても異なりますが
4.使用例・おすすめの施工方法
レッドシダーはアクセントウォールや天井材として活用するのがおすすめです。赤白ミックスの板をあえて端部切りっぱなしにすることで、単価を抑えながらもデザイン性のある仕上がりに。自然素材ならではの板差や木目の表情を活かすと、より豊かな空間を演出できます。
5.レッドシダー内壁・天井材の選び方・購入ポイント
● 板の厚みや長さ、等級を用途に合わせて選ぶ
● 塗装やオイル仕上げの有無で経年変化や色味の印象が変わる
● 自然素材の特性を理解し、施工現場での微調整を想定する
詳しい購入方法↗も参考にすると安心です。
6.商品ラインアップ
用途によって2サイズからお選びいただけます。詳細は商品ページをご覧ください。
レッドシダー内壁・天井材の商品ページへ↗
7.まとめ
レッドシダー内壁・天井材は、深みのある色味、経年変化による味わい、軽量で加工しやすい特性が魅力の天然木材です。アクセントウォールや天井に取り入れることで、空間に上質なデザイン性と温もりをプラスできます。自然素材ならではの美しさを活かし、理想の住まいや店舗空間を演出するための素材として、ぜひ検討してみてください。
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