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参考になる!無垢フローリング見積シュミレーション

2025-06-13

 

家づくり計画の際に、気になる仕様はあるけれど高そうだし辞めておこうかな・・・と思ったことは無いですか?
無垢フローリングもその1つだとよくお客様からの声を耳にします。
無垢フローリング=高価
とゆうイメージは少なからずあるはず。もちろん高価な樹種もありますがその反対に「えっ!なんでこんなに安いの?」とゆう無垢フローリングもあります。まさにピンキリ。。。
そこで、今回は実際にあったエピソードも交えつつ金額シュミレーションをしてみたいと思います!

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よくある間取りでシュミレーション

まずは平均的な戸建て住宅の各部屋の広さで検証していきたいと思います。LDKは18畳(約29.7㎡)が最も一般的です。3〜4人家族向けのお家を想定しています。寝室は8畳(約13㎡)、クイーンベッド+チェスト・小さなデスクなども置ける標準的な広さで。これだけ広いと書斎も兼ねた使い方ができます。ほんと理想的です。子供部屋については、近頃のお家はコンパクトに建てる傾向があるので5畳(約8.1㎡)としておきましょう。ベッド+机+収納を置ける最小サイズですね。
間取りイラスト

例:1箱6,000円のフローリングを選んだとして…

種類によって価格差があるので、今回は分かりやすく説明するためにおおよその金額で計算していきます。

ざっくりVivid無垢フローリングの平均で1箱6,000円ぐらいです。

【1箱の単価&入り数】
箱単価・・・6,000円(平米単価・・・3,663円)
入り数・・・1.638㎡(10枚入)

フローリング箱のイラスト

LDKだけなら材料費10万円?!4部屋でいくらになった?

A. 18畳のLDK

LDK・・・18箱=108,000 円
ーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 108,000 円

B. 18畳のLDK+8畳の寝室

LDK・・・18箱=108,000 円
寝室・・・8箱=48,000 円
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 156,000 円

C. 18畳のLDK+8畳の寝室+5畳の子供部屋x2部屋

LDK・・・18箱=108,000 円
寝室・・・8箱=48,000 円
子供部屋・・・5箱=30,000 円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 186,000 円

 

実際には商品代金 + 配送料金となります。
2025年6月時点でのe-KENZAIの配送料金は750円×箱数が最安値となります。
ざっくりとした予算感が見えてきましたね。

余談ですが…わが家のフローリング代金は〇〇万円

実は最近自宅用にe-KENZAIのフローリングを購入しました。選んだのはVividオーク(オイル)VO90L-91で30箱購入しました。

さて、いくらになったでしょう?算数の問題みたいになってきましたね。

答え・・・配送料金も含めて約30万円でした。

e-KENZAIのフローリングの中でもややお高めの価格の商品でしたので例題のフローリングよりも10万円ほどプラスになります。無垢フローリングの価格は樹種によって異なるので、予算感が合わなければもう少し手頃なフローリングに変更するのもありですよね。中には約半額くらいに下がる樹種もあったりするので、複数の樹種で見積してみてもいいですね。

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無垢フローリングとカラーフロアで比較

一般的なハウスメーカーで標準仕様とされることの多いカラーフロアで比較してみましょう。複合フローリングや合板フローリングとも言われています。分かりやすく言うと、木目調のプリントが施されているフローリングのことですね。

 

カラーフロア

材料費だけで見るとそれほど変わらない?しかし…

一般的な戸建て住宅に使われているミドルグレードの商品の場合は㎡単価3,000円~5,000円ほどが相場だそうです。e-KENZAIの無垢フローリングの㎡単価とそれほど変わらないんですね。

 

カラーフロア
 平均㎡単価:3,000〜5,000円程度
e-KENZAI 無垢フローリング
 平均㎡単価:3,000〜5,000円程度

 

だたし、今回のシュミレーションは材料費のみで計算した場合になります。ハウスメーカーの見積りには工賃も含まれていることもあるので、検討中の方はご注意ください。
また前述の通り、配送費もかかるので諸々含めた条件で検討する必要があります。

無垢フローリングとカラーフロアの性能は全く違う?

さて、価格差はそれほどありませんでしたが特徴や性能にも差がないのでしょうか?それぞれの特徴と比較をまとめてみました。

カラーフロアの特徴】

特 徴 内 容
構造 合板(ベース材)+ 表面仕上げ(化粧シート or 突板)
耐久性 傷・汚れ・水に強い加工(UV塗装、EBコートなど)
床暖房対応 多くの製品で対応(反りにくい)
色バリエーション ホワイトオーク、ナチュラル、ウォールナット調など豊富

無垢フローリングの特徴】

特 徴 内 容
構造 木材
耐久性 オイル仕上げや無塗装は水に弱いがUV塗装は強い
床暖房対応 非対応
樹種バリエーション オーク、アカシア、バーチ、ウォールナット、栗など自然の木

無垢フローリング vs カラーフロア 比較】

特 徴 無垢フローリング カラーフロア
素材 合板の上に化粧材(突板またはプリントシート)
質感 自然の木の風合い、肌触りがやさしい 見た目は均一でつるっとしていることが多い
調湿性 あり(呼吸する素材) ほぼなし
経年変化 味わいが増す 変化しにくい(劣化する場合も)
傷・補修 表面を削って補修できる(厚みがあれば) 傷に弱く、補修は部分的または張り替えが必要
メンテナンス オイル塗装は定期的な手入れが必要 基本的に不要(掃除だけでOK)
湿度変化の影響 反り・隙間が出ることも 比較的安定しやすい

比較まとめ

無垢フローリングは天然木を使用し、質感や経年変化を楽しめるが、水や湿度に弱く手入れが必要。一方カラーフロア(合板フローリング)は傷や水に強くメンテナンスが楽だが、質感や風合いは無垢に劣る。

ではなぜ無垢フローリングは高いと言われているのか?

先ほども述べましたが、実際には「施工費」が発生します。
「施工費」とは、建築やリフォーム工事において職人による作業にかかる人件費・工事費用のことです。材料代とは別に発生する、**「工事してもらうための費用」**を指します。
細かい内容については割愛させていただきますが、なんせ色々費用がかかるんですよ。安心して暮らせる住宅を造ってるんですからそれ相応の費用がかかって当然ですよね。

 

そこで、問題です。

 

カラーフロアと無垢フローリングの施工方法は同じだと思いますか?

 

答えはNOです。

 

加工のしやすい素材でできているカラーフロアは施工にかかる手間や時間も大幅に短縮できます。
その反対に、無垢フローリングは以下のような手間と理由があります。

 

作 業 手間・理由
材料の選別 無垢材は1枚1枚表情が異なり、反り・欠け・節などがあるため「目視チェック」が必須。施工前に使う順番を考える必要あり。
含水率の調整 湿度変化による収縮・膨張が起こるため、「現場に数日置いて慣らす(養生)」ことが多い。
施工精度の要求 素材が固くズレが出やすいため、「すき間なく」「段差なく」施工するには高度な技術が必要。
床鳴り防止対策 無垢材は動きやすく、しっかりとした「下地処理」「釘・接着剤の併用」などが重要。
オイル塗装 or 無塗装品の場合 張ったあとに「現場で塗装・拭き取り・乾燥」が必要な場合もある。これが大きな工数になる。

 

大まかに5点記述してみましたが、本当の現場ではもっと様々な工程があります。

 

先ほど少し触れましたが、わが家のフローリングを張ってくれた大工さんにお話しを聞いたところ
「オークは硬い。ノコの歯新しいに替えたわ~。ええフローリングは張るんが大変じゃわ~ワッハッハー!」と言っていました。(※ええフローリング=良いフローリング。阿波弁では、「良い」を「ええ」と言います。「ええ車のっとんで~」=「良い車に乗ってるね!」などと使います。)

 

なるほど。そりゃそーですよね。樹種が違えば硬さも違う。杉のように柔らかい木材は加工もしやすいけれどオークは硬く丈夫な分、歯がすぐにダメになる。現場の生の声を聞くのは大変勉強になりました。

「長く住む家だから、床も長持ちしてほしい」――そんな想いに応えるのが無垢フローリングです

自然素材ならではの温もりと、時間とともに味わいが深まる経年変化。そして何より、しっかり手入れすれば数十年は使える耐久性の高さが、多くの人に選ばれる理由です。

 

耐久性に優れるポイント

1、適切な手入れをすれば非常に長持ち
数十年〜100年単位で使われることもあります(お寺や古民家などが例)。
経年変化(エイジング)も味として楽しめます。

 

2、キズや汚れがついても「削って再生」できる
サンドペーパーなどで表面を削って再塗装すれば美しさを取り戻せます。

 

3、木の種類によってはとても硬くて丈夫
例:オーク、チーク、バーチ、アカシアなどは耐久性が高め。
スギやヒノキなどは柔らかめでキズがつきやすいが、足触りは柔らかく快適。

まとめ

無垢フローリングというと「高い」「扱いが大変」といったイメージを持たれがちですが、実際には選ぶ樹種やグレードによって価格に大きな差があり、意外と手の届く選択肢もあります。
また、施工には手間と技術が必要な分、長く使えば使うほどその魅力や価値が感じられる素材です。

カラーフロアと比べると、初期費用やメンテナンスの面で違いはありますが、自然素材ならではの風合いや経年変化を楽しめるのは無垢フローリングならでは。

家づくりは、見た目や価格だけでなく「どんな暮らしをしたいか?」を基準に考えることが大切です。
このコラムが、あなたの理想の住まいづくりのヒントになれば嬉しいです。

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