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瓦タイル soil とは

2024-11-19

日本では古くから、その高い耐久性と美しいデザイン性から建築材として使われてきた瓦。そんな瓦を内外壁材として活かしたのが「瓦タイル soil」です。

今回は、この「瓦タイル soil」の魅力について詳しくご紹介していきたいと思います。

 

瓦タイル soilとは

瓦は、もともと粘土を成形し瓦窯で焼き上げたもので、長い間日本の屋根材として親しまれてきました。しかし、近年では「地震に弱い」というイメージや新築の減少傾向により、瓦を屋根材として使う機会が少なくなりつつあります。
そんな中で屋根材としては難しくとも、住宅の一部に取り入れて瓦の魅力を感じてもらいたいそんな想いから生まれたのが「瓦タイル soil」です。

そんな瓦タイル「soil」の製造をお願いしている淡路島の大栄窯業株式会社様のインタビューはこちら⇩ 開発にまつわるストーリーもご紹介しています!

【作り手の想い】瓦タイル「soil」の大栄窯業

瓦タイル soilの原材料には、日本瓦の名産地として知られる淡路島の「瓦土」が使われています。表面をあえて粗削りに仕上げ、自然な質感を引き出しています。さらに、手作業で焼成することでわずかな反りや縮みが生じ、厚み・幅・長さのいずれも1~4mm程度のサイズ差異が生まれますが、それも天然素材ならではの味わいとして楽しむことができます!

 

【豆知識】
・瓦屋根の耐震性について
建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)の改正が行われ令和4年1月1日以降に新築された建築物は強度の高い工法が取り入れられています。
詳しくはこちらをご覧ください。
国土交通省

 

瓦タイル「soil」の魅力

①高い耐久性・耐火性

日本瓦は自然素材の粘土を約1000度以上の高温で焼成して作られ、耐久性が非常に高いのが特徴です。寿命は50〜100年と言われ、他の屋根材よりも長持ちします。

さらにその焼成温度の高さから耐火性も優れており、火災時にも壊れにくいというメリットがあります。

②環境に優しく、コストパフォーマンスも抜群

粘土瓦は自然素材で、最終的には土に還るため環境負荷が低いです。また、寿命が長いため初期費用がかかっても長い目で見ればお得です!万が一、一部が壊れた場合にも部分的に交換できるので修繕コストも抑えられます。

③伝統を活かしつつモダンなデザイン

瓦は伝統的だけれど屋根として取り入れるのはなかなか難易度が高い・・・そこで一部を壁材として取り入れることでモダンでおしゃれな印象に!

内壁・外壁のどちらにも使え、洋風インテリアにもマッチします!「瓦=和」と思われがちですが、和風だけでなくさまざまなスタイルに活かせるのが魅力です!

④過ごしやすい空間に!

瓦は夏の暑さや冬の寒さが伝わりにくい性質を持つため、季節を問わず快適な空間にしてくれます。また原料となる粘土には優れた吸音効果があり、外壁に使用することで外部の音を吸収し抑えてくれる効果も期待できます。

瓦タイル soilの仕様

瓦タイル soil 晩景(ランダム)

こちらの瓦タイルは洗練されたシャープなグレーが美しく、13mm、15mm、18mmの混合になっています。ランダムな厚みはシンプルながらも個性的な雰囲気を演出し、デザイン性をプラスしてくれます!

こちらの瓦タイル soil 晩景は、一部の壁面や洗面所などに取り入れても空間にアクセントを加え、印象を大きく変えてくれます。ただし、浴室などの高温多湿な場所での使用はコケやカビの発生を招く恐れがあるためお控えください。

商品詳細はこちら↓

瓦タイル soil 窯変

一方でこちらの瓦タイル soil 窯変は暖かみのあるレンガ色が特徴で、色ムラのあるナチュラルな仕上がりが魅力です。厚みは13mm、15mm、18mmがランダムに組み合わされており、荒削りでざらっとした独特の質感が、空間に自然で素朴なアクセントをプラスします。シンプルな壁面でも、奥行きと温もりを感じられるます!

商品詳細はこちら↓

最後に

いかがでしたでしょうか?瓦といえば屋根というイメージが強いですが、壁材や天井材として取り入れるのも新鮮ですよね!

日本ならではの瓦の美しさを活かしながら、モダンな空間にもぴったりな瓦タイル「soil」。気になった方は、ぜひサンプル請求をして実物をチェックしてみてください。使い方のアイデアがきっと広がりますよ!

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