無垢フローリング 栗(チェスナット)編
みなさま、こんにちは!
今年は台風こないのかな~?と思っていた矢先に、先週はまあまあ大きめのものが2つ西日本にやってきましたね。
本社がある徳島県では雨と風が強かった程度で済みましたが、他県にお住まいの方はご無事でしょうか?
配送の件でご迷惑をおかけしたお客様につきましては大変申し訳ございませんでした。
さて、今回のブログ内容は、栗(チェスナット)無垢フローリングについてご紹介いたします。
1.栗(チェスナット)について
ブナ科 クリ属 落葉樹
学名:Castanea crenata
皆さんに身近なものでいうと、食用の栗でしょうか。
焼き栗やモンブランに使われていますね。
モンブラン大好きです。
それはさておき――そんな栗ですが、種類は1つだけではございません。
大きく分けると4種類。
- ・日本グリ
- ・中国グリ
- ・西洋グリ
- ・アメリカグリ
-日本グリ-
よく山で見かけるイガグリのことで、自分も幼いころによく集めていました。田舎育ちなので。
-中国グリ-
【天津甘栗】という通称で知られています。皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。
-西洋グリ-
洋菓子によく使われる栗です。ケーキなどが有名ですね。
-アメリカグリ-
ほとんど市場に流通されていないけれど、一部の地域では栽培が続けられているそうです。
2.栗(チェスナット)無垢フローリングについて
皆様に身近な栗についてお話いたしましたが、今回のブログのメイントピックは栗(チェスナット)無垢フローリングについてです。
食用のイメージが強い栗は、家具や建築材料(枕木、土台など)としても使い道があります。
タンニン(渋み成分)と呼ばれる成分を豊富に含んでいるため、防虫・防腐効果があることも特徴の一つです。(タンニンを含む樹種:デッキ材に使用されるウリン材、船の甲板に使用されるチーク材)
また、経年変化によって深みのある落ち着いた色に変化していくことも大きなポイントです。
耐久性が高いことから、なんと、縄文時代の建築物に使用されていたそうです。びっくり!
e-KENZAIで販売する無垢フローリングの中に、栗(チェスナット)もあることはお気づきでしょうか?
e-KENZAIの栗(チェスナット)無垢フローリングは中国の東北部産の材種を使用しております。
一般的にはよくオークと似ていると言われることがある材で、オークよりはっきりとした杢目(もくめ)が特徴です。和・洋どちらの雰囲気にもマッチし、家具にも合わせやすい無垢フローリングです。ちなみに、よくオークと似ていると言われるので参考程度に社内で比較をしてみました。
さらに、e-KENZAIの栗(チェスナット)無垢フローリングは節が少なめのグレードを採用しております。そのため、これまでe-KENZAIのオーク無垢フローリングのようにある程度の節が入っている商品をお選びいただいていたお客様には少し物足りなさを感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
例えば、落ち着いた雰囲気が良いと考える場合には栗(チェスナット)無垢フローリングを。
一方で、ワイルドな雰囲気が良いと考える場合にはオーク無垢フローリングを。
正直、どちらが良いということはありません。甲乙つけがたいです。それぞれの良さがありますから、お家の雰囲気、家具や建具の色味など、お客様の好みでお選びください。
さらに詳しく栗(チェスナット)とオークの違いについてはこちらのブログもご覧ください⇩
3.まとめ
今回は、栗(チェスナット)無垢フローリングについてご紹介いたしました。
おそらくほとんどの方は栗といえば食用の栗を連想するかと思います。
お祭りに行ったときは買っちゃいますもんね。おいしいですから。
ですが、無垢フローリングとしても活躍しているということを覚えていただければと思います。
次回のブログもe-KENZAIで販売している無垢フローリングの樹種についてピックアップしてご説明する予定です。どの樹種が登場するのかは次回までのお楽しみ、としてください。
もし、この無垢フローリングの樹種について知りたいなぁ。という希望ありましたら、ご連絡くだされば優先してピックアップします!
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