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【作り手の想い】瓦タイル「soil」の大栄窯業

2020年4月2日

 

みなさん、こんにちは。

私たちe-KENZAIは、建築資材を仕入れて販売していますが、その商品の一つひとつには当然のことながら作ってくださった人たちの想いや開発にまつわるストーリーが息づいています。

大量生産・大量消費、そして大量廃棄の現代において作り手の想いや商品のストーリーにももっと光を当て、いいものを長く大事に使っていっていただきたい。
そんな想いから、今後作り手さんのところにお伺いしてその想いをブログにしていきたいと思います!

瓦の聖地 淡路島の大栄窯業さんに行ってきました!

今回、ご紹介するのは、弊社の瓦タイル「soil」の製造をお願いしている淡路島の「大栄窯業株式会社」様。
今や観光で注目を集めている淡路島ですが、実は瓦の日本三大産地と言われる瓦の聖地でもあります。

見た目は普通の工場なんですが、中にすごいオシャレな空間が広がっています。後ほどご紹介いたしますので、お楽しみに。
見た目は普通の工場なんですが、中にすごいオシャレな空間が広がっています。後ほどご紹介いたしますので、お楽しみに。

 

社長の道上さん。作業着で出てくるかと思いきや、これが普段の作業着だとか。48歳にしておじいちゃんなんだそう!

社長の道上さん。作業着で出てくるかと思いきや、これが普段の作業着だとか。46歳にしておじいちゃんなんだそう!

 

お話をお伺いする前に少しだけ工場の中を少しだけ見学させていただきました。

 

瓦製造の朝はとても早いそうで、朝6時から工場は稼働し始めるとのこと。

 

ピタゴラスイッチのように瓦が製造されていく過程は見ていてワクワクしてしまいます。
こちらで「soil」も製造されているんですが、改めて作っている場所を見ると販売するものとしては、この商品の良さをしっかり世に伝えなければいけないという気持ちが湧いてきます。

 

そして、2Fのギャラリーへ・・・

ワクワクがとまらない「GALLERY 土坐」

2Fのギャラリーには、若い人にも瓦に触れてもらいたいという道上社長の想いから、若い人にも手に取りやすいアクセサリーやコースター、瓦で作った椅子まで、様々なグッズを展示販売しています。正直あの外観からは想像できないくらい(社長、ごめんなさい)オシャレな空間が広がっていました。
「ほとんど利益なんか出てなくて、これをそもそも商売にしようとは思っていません。こういうものにまず触れてもらって、将来家を建てるときなどに建物の一部分にでも『瓦を使ってみたいな』と思っていただけたらと。僕はここで瓦の未来を創っているつもりです」と道上社長はおっしゃっていました。

 

GALLERY 土坐

新参者だからこそ固定観念をひっくり返したい

大栄窯業さんはもうすぐ創業60年を迎える窯元さん。
「淡路では400年以上瓦の歴史があるので、ウチはまだまだ新参者なんです。だから他の窯元さんがしないような目新しいことにどんどんチャレンジしないといけないと思っています。私が20年前にこっちに戻ってきた時、この業界がまだまだ発展途上なんだなと感じました。いろんな昔からの慣習もたくさんあって、そういう固定観念からひっくり返したい、そんな想いが当時はありましたね」

当時は若かったんですかねー(笑)。

当時は若かったんですかねー(笑)。

 

瓦はそもそも屋根に使用するものなので、“家の頭を守る”ものとしてある種“神聖なもの”として扱われており、そんな瓦を座面にした椅子を作って座らせるなど、当時はかなり異端児な存在として扱われた道上社長でしたが、それでも「瓦の未来を創る」という想いを貫き、現在では雑誌やテレビ、著名人も訪れるほどの存在になられました。

 

著名人も御用達の瓦パター

著名人も御用達の瓦パター

 

ここからは大栄窯業 道上社長と弊社代表 柏原が瓦の魅力と「soil」について対談をさせていただきましたので、その様子をお伝えさせていただきます。

瓦の良さってどんなところですか?

(道上社長)なんといっても「風景の良さ」それに尽きるんじゃないでしょうか。瓦の屋根って並ぶと本当に絶景なんですよ。日本の本来の風景って感じがしてとても風情があります。海外では日本より風景に対して価値を見出しています。フランスやイタリアの街並みってオレンジの屋根で統一されてたりしてとても綺麗ですよね。日本の原風景にもそのようなポテンシャルは十分にあると思うんです。
でもすぐに「屋根に瓦を使ってみてはどうですか?」と提案したところで、難しいと思うんですよね。だからまずは消費者の身近なものに瓦を取り入れてもらうことが大切だと思ってこのギャラリーを作りました。結構若い人が喜んで来てくれるんですよ(笑)

 

(弊社柏原)僕も道上さんと想いは同じく「瓦の文化」を取り戻したい。あの風景って本当に美しいですよね。僕もいろんな建築を見てきましたが、やっぱり瓦を葺いている屋根を見ると日本人で良かったなって思います。
風景の良さはもちろんのこと、瓦の魅力はその機能性にも見られますよね。瓦はそもそも断熱性や通気性、調湿性に優れているし、実は台風なんかの自然災害にも強いんですよね。強いという言葉は語弊があるかもしれませんが、台風で屋根材がベローって剥がれているのを見たことありません? 瓦だったらいくつか落ちたりすることはあるけど、丸ごと剥がれるってことはまずない。落ちたところを補修すればいいだけなんで、実はコスパが良かったりするんですよね。

 

(道上社長)確かにそれは言えてますね。地震の際に瓦は重くて家が倒壊しやすいなんて言われたりしますが、屋根は確かに重くなりますが、耐震性に関しては設計でどうとでもなります。
あと僕は瓦のもつ経年変化の表情もとても好きなんですよね。何年も経った瓦は単なる汚れではなく“古びていく美”があります。時間が経てば経つほど美しい、直しながら住み継いでいく、そんな家を増やしていくことが僕は大切だと感じています。

 

(弊社柏原)新建材に比べ、確かに環境負荷は少なくて済むでしょうね。新建材は数十年もすれば使えなくなるし、単なるゴミになってしまう。でも瓦は100年以上使えるものだし、廃棄しても元々粘土から作っているものなので、地球に害になるものではないですから。

瓦タイル「soil」が生まれたのはなぜ?

美しい瓦屋根の風景を取り戻したいという両社の想いが合致していたのですが、屋根を瓦にというのはすぐには難しい・・・。そこで建築の一部にでも瓦を使ってもらえないかと開発されたのが、瓦タイル「soil」。外壁に使ってもらったり、家の中でも洗面台の壁面に使ってもらったり、生活の一部に瓦を取り入れることで空間に動きを出せると好評いただいております。

コストを抑えてどれだけ一般化できるかが勝負だった

窯で焼く前の「soil」

窯で焼く前の「soil」。古色瓦というマットなグレー色に仕上がる製法で焼き上げます

 

(弊社柏原)いくら瓦がいいと言ったって価格が高すぎるとなかなか使ってもらえない。僕たちのゴールはあくまで瓦文化の市民権を取り戻すこと。
だったら一般住宅でも十分使ってもらえる価格帯にしなくてはいけない。そこが開発のスタートでした。
しかも作り手の方に金額的なところでも無理をさせすぎても続かないから、大栄窯業さんにも無理がないようなコストカットの方法を思案していきました。

 

(道上社長)普通外壁などに使うタイルは大きさがキチッと決まっていて、誤差がほとんど生じないように作られています。でも「soil」は少し大きさが不揃いだったりします。そこはコストカットのために譲らなければいけない部分でしたね。
ただ、それが逆に良かったんです。その不揃いが施工したときに絶妙な変化を空間に与えてくれるんです。これが寸分狂いのないタイルだったとしたら、空間としての面白みは半減していたんじゃないかと思います。

 

こちらが実際に「soil」を使って施工した壁面。無骨さと上品さを併せ持ち、ビンテージ感あふれる空間に仕上がっていました。(ちなみに大栄窯業さんの2Fトイレです)「soil」は3種類の厚み(13㎜、15㎜、18㎜厚)がラインナップとしてご用意しており、その厚みの違うものをランダムに組み合わせることで見事な陰影が生まれ幻想的な空間が生まれているのです。

 

 
瓦タイル soil(ランダム) #1023 詳しくはこちらをクリック
 

使用した事例紹介

今まで「soil」を使って施工した事例を一部ご紹介いたします。

「soil」をこんな人に使って欲しい!

  • デザインが好きな人
  • サスティナブル(持続可能な社会)精神に溢れた人
  • ちょっとしたアクセントを空間に欲しい人
  • 人と一緒がイヤな人

 

今回は、弊社オリジナル商品、瓦タイル「soil」の製造をしてくださっている大栄窯業さまにご協力いただき、取材をさせていただきました。やはり作り手の想いにしっかり耳を傾け、その製品の良さだけでなく、製品の向こう側にあるストーリーをお客様にお届けすることが私たち販売する者の使命でもあると感じました。

 

「soil」にご興味持っていただいた方は、こちらから商品サンプルをご請求いただけますので、ぜひご利用ください。

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