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意外と知らない?!「無垢フローリング」の製造8ステップを詳しく解説【写真つき】

2018-11-26

普段目にする、フローリング。日常では見かけない日はないほど、生活に溶け込んでいるアイテムなのに「どのように作られているか知らない……。」という方がほとんどでしょう。

そこで当記事では「無垢フローリングの製造工程」について、工場の写真を交えながら解説します。また今回紹介するのは、当社人気No.1商品のアカシアフローリング!
ぜひ製造過程をお楽しみください!

アカシアフローリングとは?

マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称の木を使ったフローリング。約1000種類以上の仲間がいるそうで、弊社では「ベトナム産の植林アカシア」を使って製造しています。

詳しくはこちらのブログをチェック!↓↓↓

無垢フローリングのアカシアって何だ?

1.人工乾燥

まずは無垢フローリングを形成するための小さな木片を製材し、人工乾燥機にかけます。

水分を多く含んだ木材は、乾燥するごとに収縮して変形します。
その収縮が施工時に起こらないようにするため、低い含水率になるまで乾燥させておきます。

人工乾燥では、含水率を8~12%まで落とすために木材の水分を蒸発させます。

含水率とは?

物質に含まれる「水分の割合」を示した数値です。森林から伐採されたばかりで乾燥していない木材の含水率は、100%を超えることも珍しくありません。
ちなみに、フローリングなどの内装材の標準含水率は「10~15%」です。

2.UNI加工

e-KENZAIの無垢フローリング(Vivid ・Vivid Wide)は、UNI加工の使用になっています。

UNIとは、短い木片を繋ぎ合わせて1本の無垢フローリングにすることです。

上図のように乾燥を終えた木片の端部に、ギザギザの溝を機械で入れます。そこに接着剤を塗り、はめ込むよう圧着してつなぎ合わせます。

 

圧着後の材料は下の写真のような見た目です。違う木目が継がれているのが分かりますよね。
これがUNIフローリングと呼ばれるものです。

3.実加工

 

フローリングを施工する際に必要な凹凸部分「実(さね)」を加工します。
二方向ずつに雄実(おすざね)凸、雌実(めすざね)凹を入れます。

4.補修

死節に穴があいてしまっている部分を補修していきます。

木の粉と樹脂や接着剤を混ぜたものを詰め込み、穴をふさぎます。そのときに周りの節と色を合わせ、なるべく自然になるように仕上げるのがポイントです。

死節とは?

枯れた枝からできた節で、周囲の組織と繋がっていないまま幹の中に残っている状態のことです。抜け落ちてあと穴が開いてしまう場合があり、それを抜け節とも言います。
その穴に樹脂を詰めることを「パテ埋め処理」、木片や枝を詰めることを「埋め木処理」または「埋め節」と言い、これらの処理をしてフローリングを仕上げます。

5.サンディング加工

サンディングとは、表面をサンドペーパーで研磨して滑らかにする作業です。

切削後の刃物の跡を綺麗に削り取ります。荒く削れば木の質感をより感じられます。反対にきめ細かく削れば、サラッとしたなめらかな手触りに仕上がりますよ。

6.UVウレタン塗装

ローラーでウレタン塗装を施した後、UV(紫外線)を照射します。

これにより塗膜が即座に硬化し、長時間乾燥させる手間が省けます。すぐに梱包でき、スピーディーな出荷が可能になります。

UVウレタン塗装とは?

ウレタン塗料を木材に塗布直後、紫外線を照射させることにより硬化させる塗装方法です。

↓詳しくはこちらをお読みください!

フローリングの仕上げについて。メリット・デメリットをご紹介

7.検品・梱包

 

塗装ラインからあがってきた商品を人の目で検品します。
塗装のムラや未補修の部分がないかを細かく確認し、箱詰め作業に移ります。

8.商品出荷

パレットと呼ばれる木の枠組みの上に、フローリングを積み置きします。
そしていよいよコンテナに詰め込み、港へ出荷です!

まとめ

無垢フローリングは、上記の工程で製造されています。人の手と機械を組み合わせることで、すばやく丁寧に作っているのです。

多くの方は、このような現場を目にすることはあまりないかもしれません・・・今回の記事が皆さまのお役になれば嬉しいです!

なお今回紹介した弊社のアカシアフローリングはこちらです↓

 

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