初めての無垢フローリングで失敗しない選び方
誰もが、初めての無垢フローリングで失敗したくないとお考えのはずです。
それでも、フローリングにはさまざまな種類があり、「一体どのように選べば良いのかわからない」という方も多いでしょう。そこで、初めて無垢フローリングにする際に、失敗しない選び方について解説していきます。
無垢フローリングで失敗したくないという方に、ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。
目次
1.無垢フローリングとは?
無垢フローリングとは、丸太からそのまま切り出した自然な木材を使っている無垢材です。
自然な状態の木材を使用していることから、人工的ではなく、自然にこだわりたいという方に最適となります。フローリングでは無垢フローリングとは対照的に、人工的に作られたものとしては複合フローリングがあります。
複合フローリングは、木材を薄くスライスした木材を張り合わせたフローリングになるので、無垢フローリングと比較すると、自然な風合いは損なわれます。
無垢フローリングであれば、自然な出来栄えとなり、木が持つ特性、質感をしっかりと体感できるでしょう。
初めての無垢フローリング選びで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。下記で、失敗しないための無垢フローリングの選び方をご紹介します。
2.無垢フローリング選びで失敗しない選び方
ここからは、実際に選ぶ際に、注目したい5つのポイントをご紹介します。
①傷つきにくさから選ぶ
無垢フローリングと言ってもさまざまな種類があるため、傷つきにくさから選ぶことで失敗する確率を下げることができるのです。
スギやヒノキなどの針葉樹は、比較的傷つきやすい傾向があり、オークや、バーチなどの広葉樹は傷つきにくい傾向になります。
もし、傷つきにくい素材を選びたいならば、広葉樹系のフローリングがおすすめとなります。
②塗装方法から選ぶ
無垢フローリングは、塗装方法にも違いがあります。無塗装だと価格は抑えられるかもしれませんが、汚れや傷がつきやすくなってしまいます。
あらかじめ塗装しておけば、日頃のお手入れもしやすくなりますし、無垢材を長期的に楽しめるのです。自然由来である「オスモオイル塗装」、汚れや傷がつきにくい「ウレタン塗装」など、塗装方法にも違いがあるため、それぞれの特徴を見て選ぶのがおすすめです。
③価格から選ぶ
無垢材は選ぶ木材や、グレードにより、費用が高くなってしまうことがあるので、しっかりと比較検討することが大切。同じ素材でも節の多さ、あるいは加工の仕方でも価格が変わるのです。そのため、十分にリサーチし、ご自身にマッチするようにしてください。
無垢フローリングにこだわりたい場合、予算内でどのようなものにできるかを知っておきましょう。もちろん、安価な無垢フローリングでも性能や質感は同じですので安心してお選びください。
④張り方から選ぶ
無垢フローリングでは、張り方にも多くの種類があります。
同じ向きで張る「流し張り」や、いろいろな長さを貼り合わせる「乱尺張り」、寸法が同じものを一定の間隔でずらしながら張る「りゃんこ張り」、複数の無垢材を組み合わせて90度ずつ方向を変えながら張る「市松張り」などがあるのです。
張り方によってフローリングの印象、雰囲気をかなり変えることができるため、張り方から選ぶのもおすすめの選び方となります。
3.無垢フローリングのお手入れ方法
無垢フローリングにした後でも、長く無垢フローリングを楽しむために、正しいお手入れをする必要があります。そこで、正しい無垢フローリングのお手入れ方法を5つご紹介します。
①水吹き
水吹きをすることで、無垢フローリングのお手入れをすることができます。ただし、無垢材は水に弱いので、水気をしっかりと落とし雑巾で満遍なく水吹きすることが大切です。2か月~3か月に1回程度で十分なため、季節ごとに水吹きをするのがベストとなります。
②クリーナー活用
6か月~1年に1回は、クリーナーを活用して無垢フローリングについた汚れを落とすのがおすすめです。汚れが特に多い場所から始め、徐々に全体をキレイにしていけるようにしてください。
③モップ
モップを使用することで、フローリングへの負担を最小限にしながら、楽にお手入れをすることが可能です。表面についたホコリ、食べかす、髪の毛などは、モップ1つで解決できます。吸着剤を使用している化学モップと呼ばれる種類もありますが、こちらは成分に鉱物系油剤が含まれているので、長時間床に直置きしてしまうと成分が浸透して油染みができてしまいます。ですので、時間を置かずに使用するようにしてください。
④掃除機
モップでゴミを集めた後、掃除機で吸い取ることで、手軽にフローリングのお手入れができます。可能であれば、フローリングへの負担が少ないコードレス掃除機を使用するのがおすすめです。また、掃除機のヘッドブラシは素材により床を傷つけることもあるため、事前に確認しておきましょう。
⑤再塗装
オイル仕上げなどの商品は、ご自身で手軽に再塗装することも可能です。自分で再塗装することで、より無垢フローリングに愛着がわいてきます。再塗装することができる商品を購入することで、塗装が落ちてきた際にも安心して再塗装することができ、長く無垢フローリングを楽しめるでしょう。
簡単にご紹介しましたが、詳細のお手入れ方法はこちらのブログで詳しく解説しておりますので、是非ご一読ください〜。
無垢フローリングのお掃除方法
■まとめ
初めての無垢フローリング選びは迷うことも多いでしょうが、失敗しないためにも、上記に挙げたことを意識して選ぶようにしてください。また、お手入れも大切なので、丁寧にしてください。そうすれば、長く無垢フローリングを楽しむことができます
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