無垢フローリングは張り方で印象も変わる?!実例をご紹介!
床材が部屋に与える印象は絶大なものです。色味や素材、長さや幅といったフローリング自体にこだわるのも大事ですが、張り方によってもお部屋の印象や雰囲気はガラリと変わります。
今回は施工実例を交えて、フローリングの張り方をご紹介いたします!
1.ランダムな印象に 乱張り
フローリングのつなぎ目がランダムに配置されるように張っていく方法。
UNIタイプのフローリングを施工する際におすすめです。
一列目を張り終えて余った材を2列目の最初に張っていくというスタイルなので、ロスも出ず一番簡単に仕上げることができます。
UNIフローリングとは?
様々な長さの木材を縦方向に継いで、一枚のフローリングに形成することです。
そのため一枚の中にいろんな木目が入り、張りあがりはランダムな印象になります。
UNIフローリングを施工する際には、なるべく継ぎ目が揃わないように張っていくことをおすすめします。見た目だけの問題ですが、小さなピースが同じ長さで揃うと意外とそこだけ目立つものです。
2.スッキリきっちりと 定尺張り
別名りゃんこ張り。一枚のフローリングを一定の間隔でずらして張っていく方法です。上の図のように1枚ごとに継ぎ目が同じ場所にくるように張っていきます。
同じリズムで継ぎ目が揃うので、スッキリとした仕上がりになります。
定尺フローリング(OPC)を施工する際におすすめです。
下の画像のようにUNIフローリングを定尺張りにもできます。
バラバラとした印象の中にも、一定のリズムが入ることできっちりとした感じが出てきますね。
OPCフローリングとは?
短い材をつなぎ合わせて作るUNIフローリングに対して、一枚板から作られるものをOPC(One Piece)フローリングと言います。
継ぎ目なく木目が続くので統一感があります。
3.他人の家と差を出すなら 斜め張り
壁に対して斜めに張っていく方法。
通常壁にフローリングは垂直・平行に張っていくイメージですが、こんな張り方もありですね。
床が斜めに張ってあるだけで、なんとなくおしゃれな感じがします!
固定概念を覆し、オリジナリティを求める方におすすめです。
4.ヨーロッパの雰囲気かもし出す ヘリンボーン張り
同じサイズの小さな木片をV字に張っていく方法です。
魚の骨に似ていることから、ニシンの骨という意味もあるそうです。
床に模様を描くように張っていくので、かなり印象的な仕上がりに。意匠性が高く、どこかヨーロッパを感じさせるイメージですね。
5.レトロチックを演出 市松張り
同じ長さの小さな木片を組み合わせて正方形にし、市松柄に交互に張り合わせていく方法です。
コロコロと面白い表情になること間違いなしです。レトロチックな雰囲気をお好みの方におすすめです。
まとめ
5種類の張り方をご紹介させていただきました。
気になる方法はございましたでしょうか?
また、無垢フローリングの施工方法についてはこちらのブログもご覧ください↓
今後は施工実例を見る際に、「これは乱張りだな」「ふむふむヘリンボーンか…」なんていうふうに。どのように張っているかにも是非注目してみてください。
それが理想のお家づくりの一歩になることを願っています!
人気記事ランキング