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無垢フローリングの【国産 北海道産タモ】

2021-03-01

みなさま、こんにちは!
今回は、後藤田が担当いたします。

ブログ内容は、タモ無垢フローリングについてご紹介したいと思います。
e-KENZAIの商品の中で、国産シリーズとして販売されている「タモ」。

国産フローリングをお探しの方、高級感あふれる杢によって表現されるはっきりとした木目のフローリングをお探しの方にぜひ見ていただきたい内容となっておりますので最後までお付き合いください!

 

1.「タモ」って、なんだ??

e-KENZAIの無垢フローリングの中ではまだまだ新入りの「タモ」

モクセイ科 トネリコ属の落葉広葉樹 学名:Fraxinus mandshurica
海外では中国の東北部やロシア、朝鮮半島などの比較的寒い地域に分布しています。

日本では主に長野県以北の本州、特に北海道に多く分布しています。

実はこの「タモ」、アオダモ・ヤチダモ・シオジなどを総称してタモと呼ばれています。
(アオダモの中にも、さらにその先にいろんな仲間がいるようです。さすがにすべては紹介できそうにありません。。。)

ちなみに、主要産地の北海道では「タモ」が本種とされています。
材質は硬く、そのうえ若干の粘り気があって反発力が強くたわむという特性があります。

2.国内の主要3種

【 アオダモ 】
あまり太く大きく成長する木ではないため建築材料としての需要は少なく、野球のバットやその他多くのスポーツ用品、ギターやベースなどの楽器にもよく使用されています。
あのイチロー選手も、過去にはこのアオダモバットを使用していたそうですよ!

【 ヤチダモ 】
太さ80cm以上の巨木(樹齢でいうと約100年もしくはそれ以上)に成長するため、床材や家具などに使用されています。ただ、木の成長にかなりの時間を有します。

【 シオジ 】
本州の西側に分布しており、ヤチダモよりやや淡色です。
基本的な特徴はヤチダモと似ていますが、どちらかというとシオジのほうが少し柔らかくて軽く、純白に近い淡黄色をしています。
ただ、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)に食べられた穴が見つかることが非常に多く注意が必要な材でもあります。

3.樹齢と用途の関係性

弊社で取り扱っている3種を参考に調べました。
各種ともフローリングとして使用できる「木」に成長するまでに必要な年数(樹齢)は約50~60年を必要とします。

 

タモは時間をかけて木がまっすぐに成長して伸びていくので、丸太がきれいな形をしており無駄のない製材ができることは大きい特徴の一つです。

4.タモの国内流通の現状

現在、国産のタモはほとんどが北海道の国有林(国民共通の財産として国が管理する森林)など一部に限られて生産されており、流通が少なくなっています。ですが、その分しっかりと森林管理をされているので、違法伐採の心配がありません。

国産タモの流通が少なくなっている一方で、日本国内ではロシア産タモなどの輸入材の流通が増えています。海外では、未だ日本ほど伐採規制が厳しくない地域があることから、流通量も比較的多く、安価で材料が手に入るケースがあるのです。

5.タモ!豆知識

そしてこの「タモ」ですが、みなさんの中には「アッシュ」という呼び方のほうが聞き慣れている方がいらっしゃるかもしれません。
英語で「タモ」は「アッシュ」と言いますが、実はアッシュはこの1種類だけではありません。

また別のブログにてご紹介予定ですが、日本に何種類もの「タモ」があるように、海外にはいろんな種類の「アッシュ」があります。少しだけ説明すると、日本やアジア圏の「タモ」は、どちらかというと木目が詰まっており、繊細な印象です。一方で、北米産などの「アッシュ」の木目は比較的おおらかなイメージなので、「タモ」よりダイナミックな印象を与えてくれます。

北米産の「アッシュ」は別名:ホワイトアッシュとも呼ばれ、名前の通り表面は白っぽい色味をしています。同じ北米産のアッシュの中には、ブラックアッシュと呼ばれる材が存在します。
日本ではマイナーな種類ですが、色味は「タモ」に似ており、木目の雰囲気は「ホワイトアッシュ」に似ています。

《比較表》

同じ「タモ」でも、世界にはいくつかの仲間がいるんですよ!ということを覚えていただければと思います。

6.e-KENZAIのタモ無垢フローリングをご紹介します!

e-KENZAIのタモ無垢フローリングは国産(北海道産)のフローリングです。

こちらのタモ無垢フローリングは、正真正銘の国産(北海道産)です。
先述の、ヤチダモをメインに使用しております。北海道には数種類のタモ(アオダモ、ヤチダモなど)が分布していますが、それらをまとめて「道産タモ」という呼び方をすることもあるそうです。(※アオダモは一切使用しておりません。)
なんといってもこの力強い木目。タモ特有のきれいでしっかりとした木目です。

また、こちらの商品は長さ=乱尺でのご提供となります。
UNIフローリングとは異なり、一枚のピースそれぞれが独立しているこの乱尺。それぞれのピースが木の印象をより強く表現するため、タモ無垢フローリングが持つ雰囲気や味わいをより引き立てることができます。

RL(乱尺)タイプ 1枚に継ぎ目なし UNIタイプ 1枚に継ぎ目あり

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は無垢フローリング「タモ」についてご紹介しました。

e-KENZAIのタモ無垢フローリングは「材料」にこだわっています。
国産材は日本特有の四季、高温多湿な気候に合っており、建築に使用されるとその能力を最大限に発揮します。

また、国産材を使用することによって、荒れた山にも人の管理の手が入り、森がよみがえります。そして、供給体制が安定してくると、おのずと流通量は増えますので、これまでよりも手が届きやすい材料になってくるでしょう。

成長→伐採→流通→植林の繰り返し、それは、ゆくゆくは地球温暖化の防止にもつながってくるのです。タモ然り、国産材はまだまだ輸入材より高価なイメージがあります。樹種によって異なりますが、それは事実です。ですが、それなりの理由があるからこそ高価なのです。日本の気候、風土に合った材料を使用して家を創り上げることはそれだけ、いや、それ以上の価値が生まれてくると私は信じております。

e-KENZAIが思い描くストーリーを感じながら、
ぜひこの機会に皆さんも国産材に触れてみてはいかがでしょうか。

このブログを読んで、「うわぁ~気になってしかたがない!」という方は、
まずは、サンプル請求を!

あわせてこちらのブログもお読みいただくと、なぜe-KENZAIが国産材を取り扱うのか、その理由がより分かります。

実はサスティナブル!プロが考える「北海道の無垢フローリング」の魅力とは?


 

それでは次回のブログでお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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